Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョアッキーノ・ロッシーニのクラリネットと小管弦楽のための変奏曲ハ長調を聴く

2014-08-31 20:24:32 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1792年生まれのイタリアの作曲家ロッシーニが
1810年に作曲したクラリネットと小管弦楽のための変奏曲ハ長調である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはザビーネ・マイヤーのクラリネット、
イエルク・フェルベル指揮、ヴュッテンベルク室内管弦楽団の演奏による。
管弦楽により力強く始まる冒頭の部分に続き、牧歌的な旋律が奏でられ、
クラリネット独奏が入り、明るく楽しい旋律を奏でていく。
その主題をもとにした変奏が始まり、
クラリネットが技巧的な演奏を披露していく。
ロッシーニらしい明るい曲で、最後は華やかに堂々と終わる。
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ジュゼッペ・マルトゥッチのピアノ協奏曲第1番ニ短調を聴く、そして西谷から三枚町まで歩く

2014-08-30 14:47:18 | 古典~現代音楽イタリア編
一昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
久しぶりに涼しい朝だったので歩きました。
昨日は忙しい一日であったのでウォーキングは休みました。
今回取り上げるのは、1856年生まれのイタリアの作曲家、
マルトゥッチが1878年に作曲したピアノ協奏曲第1番ニ短調である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはフランチェスコ・カラミエッロのピアノ、
フランチェスコ・ダヴァロス指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、ホルンの音が印象的な序奏から始まり、
弦楽器が叙情的な旋律を奏で、金管楽器が加わり重厚な感じになる。
弦楽器のピチカートのあと、弦楽器中心に穏やかな旋律が奏でられる。
そのあとピアノ独奏が入り、堂々と力強い感じの旋律を奏でていく。
その主題とは対照的にもう一つはロマンティックな旋律が奏でられる。
管弦楽とピアノ独奏の絡み合いが甘美であり、
その後はドラマティックな盛り上がりをみせて、
二つの主題をもとにした展開の部分が続いていく。
最後はピアノ独奏のあと、管弦楽で盛り上がって力強く終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器中心に穏やかな感じで始まる。
そしてピアノ独奏が入り、甘美な旋律を歌うように奏でていく。
そして軽快で流れるような旋律をピアノ独奏が奏でていき、
冒頭とは対照的な動きのある部分をみせて、そのあとは金管楽器も加わり、
盛り上がりをみせて、それが静まると再び冒頭のゆったりとした旋律が奏でられ、
最後は弦楽器とピアノで静かに消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロは、流れるような旋律が弦楽器により奏でられ、
金管楽器も加わり盛り上がったところで、ピアノ独奏が力強く入る。
管弦楽とピアノ独奏との旋律のやりとりが続き、
ピアノ独奏が奏でた主題が管弦楽全体で力強く奏でられたあと、
またピアノ独奏と管弦楽の競演が続き、
最後は劇的な感じに盛り上がって終わる。
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カルロス・セイシャスのシンフォニア変ロ長調を聴く

2014-08-28 03:37:11 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1704年生まれのポルトガルの作曲家、
セイシャスが作曲したシンフォニア変ロ長調である。
14歳の時に父親の後任オルガニストとしてリズボンに移り住んだ。
彼はドミニコ・スカルラッティにチェンバロに師事し、
38歳という短い人生の中で100以上のチェンバロ・ソナタを残している。
宮廷作曲家として活躍したが、彼の作品はリズボンの大地震の際、
多くは消失してしまったようで、残っているものは少ない。
聴いたCDはアルバロ・カッスート指揮、アルガルベ管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器により軽快な旋律が奏でられて始まる。
優雅さも感じるその主題をもとに展開され、最後は穏やかに終わる。
第二楽章アダージョは、叙情的な旋律が弦楽器により奏でられて始まる。
沈鬱な感じを保ちながら曲は進行し、次の楽章に続いていく。
第三楽章メヌエット:アレグロは、軽快で舞踏風の旋律が奏でられる。
優雅さと明るさが前楽章とは対照的で、最後は盛り上がって爽やかに終わる。
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トマス・マルコの交響曲第2番「閉ざされた空間」を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2014-08-27 05:12:43 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
今回取り上げるのは、1942年生まれのスペインの作曲家マルコが、
1985年に作曲した交響曲第2番「閉ざされた空間」である。
ラヴェンナ国際フェスティバルの委嘱を受けて作曲された。
彼はマドリッドで法律を学ぶ一方で、ヴァイオリンと作曲を学んだ。
ダルムシュタット夏季現代音楽講習会に参加するなどし、
ドイツやフランスでブーレーズやシュトックハウゼンなどに師事した。
聴いたCDはホセ・セレブリエール指揮、
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
単一楽章制による交響曲で、冒頭は一撃のような激しいトッティで始まり、
そのあと、悲痛で重々しい旋律が奏でられていく。
これが繰り返されたあと、このそれぞれの音型が断片的に現れながら、
変形していく中で、展開されていくが、その展開の手法はなかなかである。
最後は開放的な感じになって、最後トッティで突然終わる。
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オットリーノ・レスピーギの「ブラジルの印象」を聴く

2014-08-26 10:46:10 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1879年生まれのイタリアの作曲家レスピーギが、
1928年に作曲した「ブラジルの印象」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団の演奏による。
第1曲「熱帯の夜」は、弦楽器により夜の風景が描写されて始まり、
木管楽器やハープも絡んで、幻想的な雰囲気が醸し出されていく。
全体を通して穏やかな感じで、最後は静かに終わる。
第2曲「ブタンタン」は、怪しい感じで始まり、
徐々に盛り上がりをみせていくが、それがいったんおさまると
ベルリオーズの幻想交響曲で有名なグレゴリオ聖歌の旋律が奏でられて終わる。
第3曲「歌と踊り」は、金管楽器が明るい旋律を奏でて始まり、
明るく陽気なブラジルの雰囲気が伝わってくる感じの曲である。
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