昨日はウォーキングを休みました。
今回でその他の地域編については終わりにします。
今回とりあげるのは1935年生まれのアゼルバイジャンの作曲家、
アディゲザロフが1994年に作曲したピアノ協奏曲第4番である。
彼は、バクーに生まれ、バクー音楽院で学んだ。
ピアノをSimuzar Guliyevaに師事する一方で、
作曲をカラ・カラーエフに師事した。
1960年代からピアニストとして活動し、
1961年からはバクー音楽院で教壇に立ち、
1973年から1983年にはバクー音楽院の学長となり、
その後は合唱指揮科の学科長として活躍した。
1990年から2006年の間にはアゼルバイジャン作曲家連盟の議長を務めた。
今回聴いたCDはムラド・アディゲルザルザーデのピアノ、
ドミートリー・ヤブロンスキー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、弦楽器の奏でる伴奏に乗り、
ピアノ独奏が民族色濃い第一主題を奏でて始まる。
その旋律を弦楽器が引き継いで発展していく。
木管楽器による経過部分を経て対照的な第二主題をピアノ独奏が奏で、
弦楽器がその旋律を引き継いで発展させていく。
この提示部が終わると展開部に入っていき、
ピアノと管弦楽の競演により息詰まるような音楽になっていく。
その後行進曲風に進行していき、盛り上がりをみせていく。
そして、第一主題から始まる再現部に入り、
第二主題が再現されることなく最後終わる。
第二楽章アンダンテは、木管楽器が主題を奏でて始まる。
そのあとを弦楽器が引き継ぎ、やがてピアノ独奏のみの部分となる。
そして、そのピアノ独奏に弦楽器が絡んで、
ロマンティックで耽美的な音楽が展開される。
いったん盛り上ったあとは、木管楽器と弦楽器の部分となり、
再びピアノ独奏と弦楽器による甘美な旋律が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、激しいリズムに乗って、
ピアノ独奏が軽快でリズミックな旋律を奏でて始まる。
金管楽器も活躍しながら力強い音楽が展開され盛り上っていく。
そのあとは、ピアノ独奏が速い動きをみせ、
木管楽器が旋律を奏でる部分となり、
それが終わると独奏ピアノが叙情的な旋律を奏でて、
それを弦楽器が引き継いでいき、ピアノ独奏が絡んでいく。
そして金管楽器がファンファーレ風の旋律を奏でたあと、
ピアノ独奏のみによるカデンツァ風の激しく情熱的な演奏が入り、
そして管弦楽が再び入り、ピアノ独奏と金管楽器と打楽器中心に、
盛り上がりをみせたところで、最後力強く終わる。
なお、今回までとりあげたその他の地域編のCD等の情報は、
以下のアドレスのその他の地域編各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html#cd_music
参考にしていただければ幸いです。
今回でその他の地域編については終わりにします。
今回とりあげるのは1935年生まれのアゼルバイジャンの作曲家、
アディゲザロフが1994年に作曲したピアノ協奏曲第4番である。
彼は、バクーに生まれ、バクー音楽院で学んだ。
ピアノをSimuzar Guliyevaに師事する一方で、
作曲をカラ・カラーエフに師事した。
1960年代からピアニストとして活動し、
1961年からはバクー音楽院で教壇に立ち、
1973年から1983年にはバクー音楽院の学長となり、
その後は合唱指揮科の学科長として活躍した。
1990年から2006年の間にはアゼルバイジャン作曲家連盟の議長を務めた。
今回聴いたCDはムラド・アディゲルザルザーデのピアノ、
ドミートリー・ヤブロンスキー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、弦楽器の奏でる伴奏に乗り、
ピアノ独奏が民族色濃い第一主題を奏でて始まる。
その旋律を弦楽器が引き継いで発展していく。
木管楽器による経過部分を経て対照的な第二主題をピアノ独奏が奏で、
弦楽器がその旋律を引き継いで発展させていく。
この提示部が終わると展開部に入っていき、
ピアノと管弦楽の競演により息詰まるような音楽になっていく。
その後行進曲風に進行していき、盛り上がりをみせていく。
そして、第一主題から始まる再現部に入り、
第二主題が再現されることなく最後終わる。
第二楽章アンダンテは、木管楽器が主題を奏でて始まる。
そのあとを弦楽器が引き継ぎ、やがてピアノ独奏のみの部分となる。
そして、そのピアノ独奏に弦楽器が絡んで、
ロマンティックで耽美的な音楽が展開される。
いったん盛り上ったあとは、木管楽器と弦楽器の部分となり、
再びピアノ独奏と弦楽器による甘美な旋律が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、激しいリズムに乗って、
ピアノ独奏が軽快でリズミックな旋律を奏でて始まる。
金管楽器も活躍しながら力強い音楽が展開され盛り上っていく。
そのあとは、ピアノ独奏が速い動きをみせ、
木管楽器が旋律を奏でる部分となり、
それが終わると独奏ピアノが叙情的な旋律を奏でて、
それを弦楽器が引き継いでいき、ピアノ独奏が絡んでいく。
そして金管楽器がファンファーレ風の旋律を奏でたあと、
ピアノ独奏のみによるカデンツァ風の激しく情熱的な演奏が入り、
そして管弦楽が再び入り、ピアノ独奏と金管楽器と打楽器中心に、
盛り上がりをみせたところで、最後力強く終わる。
なお、今回までとりあげたその他の地域編のCD等の情報は、
以下のアドレスのその他の地域編各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html#cd_music
参考にしていただければ幸いです。