Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

フランツ・シューベルトの「星」D.176を聴く

2017-10-19 07:22:59 | フランツ・シューベルトの作品
しばらくブログを書くのを休んでいましたが再開です。
今回取り上げるのは、1797年生まれのシューベルトが、
1815年に作曲した歌曲の「星」D.176である。
今回聴いたCDはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ジェラルド・ムーアのピアノ伴奏による。
ピアノ伴奏の上でさわやかな感じで歌い始めるこの曲は、
初期の作品で、フェリンガーの詩に基づいている。
またたく星の光にどうしてそんなにやさしいのかと語りかけ、
「ほほそえんでくれ」とか「招いておくれ」といい、
大自然への賛美が歌われている作品である。
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フランツ・シューベルトの序曲ニ長調D.648を聴く

2015-04-13 07:40:52 | フランツ・シューベルトの作品
ここのところ耳下のあごの部分が腫れて痛く大変です。
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。。
今回取り上げるのは1797年オーストリア生まれの作曲家、
シューベルトが作曲した序曲ニ長調D.648である。
今回聴いたCDは、ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏による。
弦楽器が力強く旋律を奏でて始まる。
劇的な部分と歌うような旋律が交互に現れながら、
盛り上がったところで、最後力強く終わる。
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フランツ・シューベルトの孤独な男D800(作品41)を聴く

2015-03-18 06:54:28 | フランツ・シューベルトの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1797年オーストリア生まれのシューベルトが
1825年頃に作曲した孤独な男D800(作品41)である。
今回聴いたCDは、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ジェラルド・ムーアのピアノ伴奏によるもの。
ピアノの軽快なリズムに乗って、バリトンが歌い出す。
歌詞となっているラッペの詩の内容は、
夜遅くに焚いた炉端のところで、コウロギの声を聞きながら、
静かな生活に対する満足感を歌う曲である。
歌詞の内容に合わせて変化していくピアノの動きもいい。
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シューベルトの交響曲第8番ロ短調D.759を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-09-14 07:10:14 | フランツ・シューベルトの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1797年生まれのシューベルトの交響曲である。
交響曲第8番ロ短調D.759は、1822年に作曲されたが、
知ってのとおり「未完成」であるのだが、
ブライアン・ニューボールドが3・4楽章を完成させた版を聴いた。
演奏はマリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団のものである。
あまりにも有名な作品なのでここでは曲の解説というよりは、
聴いた感想を書くことにとどめたいと思う。
第一楽章アレグロ・モデラートと、
第二楽章アンダンテ・コン・モートは、
あっさりした演奏だなと思うが、そこがマリナーらしい。
問題は、第三楽章スケルツォ(アレグロ)と、
第四楽章アレグロ・モルト・モデラートである。
ブライアン・ニューボールドにより完成されたものであるが、
やはり音楽の魅力には欠ける感じである。
シューベルトがこの両楽章完成させるとしたら、
こんな形では終わりにしないだろうなあと思う。
旋律としても流れるような彼特有の魅力はないし、
展開にしても練られているわけではないので不十分な感じである。
完成されていないところにこの作品の魅力はあるんだなあ。
全曲聴いたあと、何かすっきりしない気分が残るのである。
(そういう気持ちで聴くのではないのでしょうがね。)
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フランツ・シューベルトの交響曲第3番ニ長調D.200を聴きながら、三枚町から鶴ヶ峰まで歩く

2010-07-22 05:41:26 | フランツ・シューベルトの作品
昨日は三枚町から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1797年生まれのシューベルトの作品。
交響曲第3番ニ長調D.200は、1815年に作曲された。
第一楽章の完成は7月12日の日付があるのだが、
その後フィナーレまでが7月19日までの間に完成されたので、
その作曲の速度については、驚異的といってもいいだろう。
聴いたCDは、サー・トマス・ビチャム指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるもの。

第一楽章アダージョ・マエストーソ-アレグロ・コン・ブリオは、
冒頭の強奏に続き、かわいらしい曲想が示されるが、
一方でこの序奏部はベートーヴェンの交響曲第4番の、
第一楽章を思わせるような部分も感じさせる。
主部に入り、明るく愛らしい第一主題が奏されシューベルトらしい。
第二主題のおどけたような旋律がオーボエなどによって示される。
そして短い展開部に入り、主題が変形されていく。
再現部では第一主題と第二主題も奏されるが、
ここでも主題がそのままでなく変形され、最後堂々とした感じで終わる。

第ニ楽章アレグレットは、3部形式で書かれている。
穏やかで優しい感じの軽快な旋律が弦楽器中心に奏でられる。
中間部のクラリネットにより奏される牧歌風の旋律は美しい。
これはフルートにも引き継がれて、しばらくして中間部は終わる。
再び冒頭の旋律が繰り返され、木管楽器もからみ最後は静かに終わる。
第三楽章メヌエット:ヴィヴァーチェは、スケルツォに近い。
最初やや荒々しい感じの堂々とした旋律が奏される。
トリオはオーボエとファゴットによるのどかな感じの旋律である。
その後再び冒頭の旋律が奏され、最後は堂々とした感じで終わる。
第四楽章プレスト・ヴィヴァーチェは、タランテラ風の旋律が
弦楽器により軽快に奏され、旋律は変形され展開していく。
その展開の手法はいかにもシューベルトらしい。
彼の漲る若々しいパワーを感じ取ることのできる楽章である。
最後は堂々とした感じで全曲を閉じる。
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