Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャック=マルタン・オトテールの2つのフラウト・トラヴェルソのための小品を聴く

2015-09-30 05:36:43 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1673年にフランスで生まれたオトテールが作曲した、
2つのフラウト・トラヴェルソのための小品である。
今回聴いたCDはフィリップ・アラン=デュプレと、
ジャン=フランソワ・プジェのフラウト・トラヴェルソの演奏による。
「歓喜」または「ファルジ」は、2本のフラウト・トラヴェルソが、
それぞれが呼びかけあうように交互に旋律を奏で、
こだまが響くようになるような効果を出していく。
ロンド「田園」も、2本のフラウト・トラヴェルソが、
交互に旋律を奏でていきながら、一方の旋律を、
もう一つが模倣して、やはりエコーの効果が出ている。
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ヨハン・フリードリヒ・ファッシュの弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調を聴く

2015-09-29 06:35:19 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1688年にドイツで生まれたファッシュが作曲した、
弦楽と通奏低音のためのシンフォニアイ長調である。
今回聴いたCDはジャン・フランソワ・パイヤール指揮、
パイヤール室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした第一主題で始まる。
やや憂いのある対照的な第二主題も現れ、展開部で二つの主題が変形され、
第一主題が再び奏でられて、最後穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、叙情的な主題が奏でられて始まる。
悲しみに満ちたような主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロは、軽快で明るい主題で始まる。
その主題を繰り返し、最後堂々とした感じで終わる。
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トマゾ・アルビノーニのオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9を聴く

2015-09-28 06:46:05 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は二俣川周辺を歩きました。
今回取り上げるのは1671年にイタリアで生まれた作曲家アルビノーニが作曲し、
1715年に出版されたオーボエ協奏曲ヘ長調作品7の9である。
今回聴いたCDはアンソニー・ロブソンのオーボエ、
サイモン・スタンデイジ指揮、コレギウム・ムジクム90の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器が軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
そして、オーボエが入り、絡み合っていく。
第二楽章アダージョは、弦楽器が重々しく旋律を奏でて始まる。
ここでは、オーボエは登場せず、弦楽器のみの演奏となる。
第三楽章アレグロは、弦楽器の軽快な旋律に続き、
オーボエが入り、オーボエが中心となる部分と、
弦楽器のみの部分が交互に現れて、最後は穏やかに終わる。
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ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルのシャンドス・アンセム第1番「主に向かって喜ばしき声をあげよ」を聴く

2015-09-27 05:33:53 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1656年にドイツで生まれた作曲家ヘンデルが、
1717年から1718年にかけて作曲したシャンドス・アンセム第1番の、
「主に向かって喜ばしき声をあげよ」である。
今回聴いたCDはリン・ドーソンのソプラノ、
イアン・パートリッジのテノール、マイケル・ジョージのバス、
ハリー・クリストファーズ指揮、ザ・シックスティーンの演奏による。
曲は弦楽器によるゆったりとした前奏で始まる。
そのあとテノールの独唱が入り、合唱も加わる。
そして合唱がフーガ風に展開していき、
そのあとはバスとソプラノの二重唱の部分となる。
それが終わると合唱の部分となり、フーガ風に進行していく。
そして、そのあとはオルガンが響く中、テノール独唱が入り、
それにソプラノ独唱とバス独唱が加わり、三重唱となっていく。
そして管弦楽のみの部分に続き、合唱が加わり、神への栄光をたたえる。
そして合唱によるフーガ風の展開となり、
最後は全体で「アーメン」と歌って終わる。
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マラン・マレの「音階」を聴く

2015-09-26 17:58:04 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1656年に生まれたフランスの作曲家、
マラン・マレが作曲し、1723年出版された「音階」である。
今回聴いたCDはチャールズ・メドラム指揮、
ロンドン・バロックの演奏による。
ドレミファソラシド‥‥という音階を奏でて始まる曲である。
ハ長調の音階の上行下行を繰り返す冒頭は印象的である。
オペラの場面転換を思わせるように次から次へと、
テンポや拍子を変えながら約45の部分が続いていくところが面白い。
軽快で生き生きとした部分やゆったりとした部分が交互に現れ、
最後は優雅な感じで穏やかに終わる。
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