Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

イーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2012-07-30 06:14:53 | ストラヴィンスキーの作品
昨日は二俣川から緑園都市駅まで往復して歩きました。
途中聴いたストラヴィンスキーの作品は、
1909年から1910年にかけて作曲されたバレエ音楽「火の鳥」である。
彼の初期の代表作の一つであり、説明は不要だろう。
今回聴いたCDはピエール・ブーレーズ指揮、シカゴ交響楽団による演奏。
重々しい低弦のオスティナート風に繰り返す導入部から始まる。
木管楽器が絡みながら、神秘的な雰囲気を作り出していく。
第一場に入って火の鳥の登場の場面になるが、
ブーレーズがシカゴ交響楽団を振った1992年に録音されたこの盤は、
録音が新しいこともあって、各楽器の動きが鮮明に聴こえてくる。
黄金の果実とたわむれる王女たちの場面は軽快で弾んでいていい。
王女たちのロンドは旧盤よりあっさりした表現のような印象を受けた。
怪しげな騒動の部分は旧盤より深い表現がなされている感じもする。
カスチェイら一党の凶悪な踊りは、金管楽器が活躍するところである。
最後の盛り上がっていく部分のところも絶妙でいい。
火の鳥の子守歌はやや淡々とした感じの演奏である。
第二場のカスチェイの城と魔法の消滅の部分から始まるフィナーレは、
打楽器と金管楽器が活躍し、盛り上がりをみせて最後力強く終わる。
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イーゴリ・ストラヴィンスキーのカンタータ「説教、物語と祈り」を聴く

2012-07-29 07:11:16 | ストラヴィンスキーの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1960年から61年かけて作曲された「説教、物語と祈り」である。
今回聴いたCDはシャーリー・ヴァーレットのメゾ・ソプラノ、
ローレン・ドリスコルのテノール、ジョン・ホートンのナレーター、
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、CBC交響楽団による演奏。
ただし、合唱団については記載がないのでどこかは不詳である。
最初の説教の部分は弦楽器とフルートなど木管楽器により、
十二音技法的な音楽が奏されたあと、
合唱が入りテノール独唱が歌い、合唱と管弦楽が絡み合っていく部分が続く。
その後木管楽器と弦楽器の部分が続き、再び合唱が入って終わる。
そしてテノール独唱が再び入り、その合唱中心となって終わる
次の物語の部分は管弦楽による部分が続いた後、
ナレーターが入り、メゾ・ソプラノの独唱の部分となる。
管弦楽が絡みながら、劇的な物語の内容を伝えるように、
ナレーターとメゾ・ソプラノの独唱が繰り返される。
そしてテノール独唱も加わり、盛り上がりをみせ、
最後は管弦楽のみとなり、静かに終わる。
祈りの部分はメゾ・ソプラノの独唱と管弦楽で始まり、
テノール独唱と合唱も加わり、アレルヤを繰り返し歌い、
盛り上がり、最後は管弦楽だけが残り静かに終わる。
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イーゴリ・ストラヴィンスキーの「フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘」を聴く

2012-07-28 11:50:57 | ストラヴィンスキーの作品
一昨日、昨日とウォーキングを休んでいます。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1959年に作曲された「フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘」である。
今回聴いたCDはピエール・ブーレーズ指揮、
アンサンブル・アンテルコンタンポランによる演奏。
短いこの作品は十二音技法で作曲されている。
ハープの神秘的な音に続き、フルートとクラリネットが入って始まる。
ハープの奏でる音型とフルートとクラリネットによる音型が交互に繰り返され、
最後はハープがのみとなって静かに終わる。
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イーゴリ・ストラヴィンスキーの「日本の3つの抒情詩」を聴く、そして二俣川から三ツ境まで歩く

2012-07-26 00:29:11 | ストラヴィンスキーの作品
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1912年から1913年にかけて作曲された「日本の3つの抒情詩」である。
今回聴いたCDはフィリス・ブリン=ジュルソンのソプラノ、
ピエール・ブーレーズ指揮、アンサンブル・アンテルコンタンポランによる演奏。
第1曲「山部赤人」は、春の祭典を思わせるロシア的で神秘的な響きの中で、
梅の花と降り積もった雪の情景が歌われる。
第2曲「源當純」は、激しく荒々しい序奏に続き、
ソプラノが春が近い情景を歌っている。
第3曲「紀貫之」は、桜の花の咲く世界が神秘的に歌われる。
シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」に影響を受けて作曲されたようで、
似たような楽器編成で各曲簡潔に作られている。
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イーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」を聴きながら、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2012-07-24 23:46:31 | ストラヴィンスキーの作品
今日は鶴ヶ峰から二俣川まで歩きました。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1911年に作曲されたバレエ音楽「ペトルーシュカ」である。
今回聴いたCDはピエール・ブーレーズ指揮、
クリーヴランド管弦楽団による演奏。
フルートから始まる第一場謝肉祭の市場は、
にぎやかな市場の様子を描いているようで楽しい旋律と、
荒々しい音楽が交錯し、劇的な場面が作り出される。
軽快な旋律が奏されてウキウキとした感じがいい。
第二場ペトルーシュカの部屋は、続けて第一場から切れ目なく入り、
ピアノの活躍が目立ち、ペトルーシュカの感情が描写される。
第三場ムーア人の部屋は、舞踏風の旋律がファゴットによって示される。
その主題は繰り返され、小太鼓のリズムに乗りトランペットで奏される旋律が現れ、
その他さまざまな旋律が主題と絡み合っていく
第四場謝肉祭の市場とペトルーシュカの死は、
さまざまな主題が絡み合いながら、盛り上がりをみせていく。
最後のぺトルーシュカの死で最後は静かにそして不気味に終わる。
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