昨日は二俣川から緑園都市駅まで歩きました。
途中聴いたのは1897年生まれのコルンゴルトの作品。
チェコ生まれの彼は幼い頃から優れた作曲の才能を示し、
神童ぶりを発揮し、ウィーンを舞台に活躍した。
後期ロマン派の流れを受けるツェムリンスキーなどに学び、
リヒャルト・シュトラウスなどにも認められた人物だが、
その後アメリカに渡り、ハリウッドに招かれて、
映画音楽の分野で作品を残し活躍したことで有名である。
弦楽四重奏曲を作曲していることは知らなかったので、
思わず目にした弦楽四重奏曲全集を買ってしまった。
弦楽四重奏曲第1番イ長調作品16は彼が23歳の1920年に作曲を始め、
1923年に完成し、初演は1924年ウィーンで行われた。
ローゼ四重奏団に献呈された作品である。
第1楽章アレグロ・モルトは、不安を感じさせるような激しい音楽で始まる。
曲が始まるといかにも後期ロマン派的な音楽になる。
リヒャルト・シュトラウスを思わせるようなところがある。
曲の終わり方もドラマティックである。
第2楽章アダージョ・クワジ・ファンタジアは、
ゆったりと歌うような旋律をヴァイオリンが奏でていく。
ロマンティックな音楽であり、情熱的であり、
シェーンベルクの浄夜を思わせるような曲でもある。
第3楽章の間奏曲は、軽快な感じの曲であるが、
彼の作品であるピアノ・ソナタ第3番などが使われているようだ。
第4楽章アレグレット・アモービレ・エ・コモドは、
フィナーレらしく颯爽とした感じの曲である。
これまたいかにも後期ロマン派的な曲である。
こうして弦楽四重奏曲をじっくり聴いてみると、
当時の音楽の流れの中に彼もいるのだなあと感じるのである。
途中聴いたのは1897年生まれのコルンゴルトの作品。
チェコ生まれの彼は幼い頃から優れた作曲の才能を示し、
神童ぶりを発揮し、ウィーンを舞台に活躍した。
後期ロマン派の流れを受けるツェムリンスキーなどに学び、
リヒャルト・シュトラウスなどにも認められた人物だが、
その後アメリカに渡り、ハリウッドに招かれて、
映画音楽の分野で作品を残し活躍したことで有名である。
弦楽四重奏曲を作曲していることは知らなかったので、
思わず目にした弦楽四重奏曲全集を買ってしまった。
弦楽四重奏曲第1番イ長調作品16は彼が23歳の1920年に作曲を始め、
1923年に完成し、初演は1924年ウィーンで行われた。
ローゼ四重奏団に献呈された作品である。
第1楽章アレグロ・モルトは、不安を感じさせるような激しい音楽で始まる。
曲が始まるといかにも後期ロマン派的な音楽になる。
リヒャルト・シュトラウスを思わせるようなところがある。
曲の終わり方もドラマティックである。
第2楽章アダージョ・クワジ・ファンタジアは、
ゆったりと歌うような旋律をヴァイオリンが奏でていく。
ロマンティックな音楽であり、情熱的であり、
シェーンベルクの浄夜を思わせるような曲でもある。
第3楽章の間奏曲は、軽快な感じの曲であるが、
彼の作品であるピアノ・ソナタ第3番などが使われているようだ。
第4楽章アレグレット・アモービレ・エ・コモドは、
フィナーレらしく颯爽とした感じの曲である。
これまたいかにも後期ロマン派的な曲である。
こうして弦楽四重奏曲をじっくり聴いてみると、
当時の音楽の流れの中に彼もいるのだなあと感じるのである。