Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ボフスラフ・マルティヌーのヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガルH.313を聴き、西谷まで

2011-05-31 05:54:02 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの室内楽曲である。
ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガルH.313は、
1947年7月ニューヨークで作曲され、ヴィオラ奏者のリリアン・フックスと、
彼女の兄でヴァイオリン奏者のジョゼフ・フックスに献呈されている。
今回聴いたCDは、マルティヌー四重奏団の演奏による。
第一楽章ポコ・アレグロは、ヴァイオリンとヴィオラが対話するように、
交互に旋律を奏しながら始まり、民謡風の叙情的な主題が現れ、
交互に演奏され、その主題をもとに展開されていく。
動きのある躍動的な音楽で、両者の掛け合いが楽しい曲である。
第二楽章ポコ・アンダンテは、風が吹く音を表現するかのように、
ヴァイオリンとヴィオラがトレモロで音型を繰り返したあと、
叙情的な旋律を奏でていくが、ユニゾンで旋律を奏でる部分や、
旋律を弾くパートと伴奏のパートが入れ替わりながら奏していくが、
その中でも時々トレモロが顔を出し、最後もそのトレモロの中で終わる。
第三楽章アレグロは、元気で軽快な旋律が奏されて、
ヴァイオリンとヴィオラが掛け合いながら進行していく。
中間はしんみりとした感傷的な感じの音楽となり、
トレモロが奏されて前楽章の印象を思い起こさせるが、
再び冒頭の快活な主題が現れ盛り上がりをみせ、颯爽とした感じで終わる。
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ボフスラフ・マルティヌーのシンフォニア・コンチェルタンテ第1番H.219を聴く

2011-05-30 04:53:36 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は朝から雨が降っていたためウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
シンフォニア・コンチェルタンテ第1番H.219は、1932年に作曲された。
今回聴いたCDは、イルジー・ビエロフラーヴェク指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、弦楽器中心に軽快に始まる。
主題は展開部で変形されながら、テンポよく進行していく。
打楽器の叩く軽快なリズムに乗りながら、最後も華やかに終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェは軽快なテンポのスケルツォ主題が現れ、
金管楽器と打楽器が活躍し、荒々しく悪魔的な音楽が展開される。
第三楽章アンダンテは、弦楽合奏により神秘的な主題が奏され、
それにフルートなど木管楽器が絡み、トランペットなど金管楽器も絡み、
ドラマティックな展開となり、盛り上がりをみせてクライマックスを築くが、
そのあとは再び弦楽合奏中心となり、最後は静かに終わる。
第四楽章アレグレットは、軽快でやや哀愁を帯びた旋律が弦楽器により奏でられ、
木管楽器がそれに絡み、その主題を扱いながら展開していく。
弦楽器と木管楽器・金管楽器とが交互に掛け合い絡みながら、
徐々に盛り上がりをみせ、最後はあっけなく終わる。
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ボフスラフ・マルティヌーのピアノ協奏曲第3番H.316を聴きながら、中目黒から渋谷まで歩く

2011-05-29 07:06:04 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は中目黒から渋谷まで歩き、ライブを聴きにいくために、
インドネシア料理の店モンキー・フォレストに行きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの協奏曲である。
ピアノ協奏曲第3番H.316は、1947年から1948年にかけて作曲された。
初演は1949年11月20日フィルクスニーのピアノ、
ドラティ指揮、ダラス交響楽団によって行われた。
今回聴いたCDは、フィルクスニーのピアノ、
リボル・ペシェク指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、ドラマティックで緊張感のある序奏で始まる。
独奏ピアノが入り主題を奏でいき、序奏で現れた旋律も顔を出す。
新古典主義な部分も見せながら、オーケストラと独奏ピアノの競演が続く。
最後は盛り上がって、堂々とした感じで終わる。

第二楽章アンダンテ・ポコ・モデラートは、
暗い感じの管弦楽の前奏に続き、独奏ピアノが入る。
叙情的でドラマティックな音楽が展開されていく。
弦楽器の伴奏の上で、独奏ピアノは幻想的に旋律を奏でたあと、
木管楽器中心に旋律のやりとりが続き、
再び独奏ピアノが入り、管弦楽との対話が続く。
独奏ピアノによるカデンツァ風の部分を経て、最後はおだやかに終わる。
第三楽章モデラート-アレグロは、軽快なポルカ風の主題が、
独奏ピアノによって奏されて、そのあと管弦楽のみの部分となる。
第一楽章の主題も顔を出しながら、再び独奏ピアノ中心に展開し、
それに弦楽器が上昇する音型を奏でて絡んでいき、
独奏ピアノによるカデンツァ風の自由な演奏が続き、
ホルンとトライアングルが入ったあと、
再び冒頭のポルカ風の主題が現れて盛り上がりをみせて、
最後は金管楽器を中心に華やかにそして堂々とした感じで終わる。
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ボフスラフ・マルティヌーのフルート・ヴァイオリンとハープシコードのためのプロムナードH.274を聴く

2011-05-28 10:38:40 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの室内楽曲である。
フルート・ヴァイオリンとハープシコードのための
プロムナードH.274は、1939年に作曲された。
今回聴いたCDは、ファインスタイン・アンサンブルの演奏による。
第一曲ポコ・アレグロは、パープシコードの軽快な伴奏に乗り、
軽やかにフルートが旋律を奏で、ヴァイオリンがそれに絡んでいく。
新古典主義的な作風の音楽である。
第二曲アダージョは、フルートが叙情的な旋律を奏でていく。
フルートとハープシコードがユニゾンで奏でる部分や、
フルートとヴァイオリンがユニゾンで奏する部分がある。
第三曲スケルツァンドは、軽快で明るい曲で、
ヴァイオリンとフルートの掛け合いの部分が印象的である。
第四曲ポコ・アレグロは、ハープシコードの速い伴奏に乗って、
フルートが軽快に旋律を奏していき、ヴァイオリンがそれに絡んで、
音が変化していくところはマルティヌーらしさがあり、最後華やかに終わる。
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ボフスラフ・マルティヌーの7つのアラベスクH.201aを聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2011-05-27 05:36:47 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
7つのアラベスクH.201aは、1931年に作曲された。
ヴァイオリンとピアノのために作曲されたこの作品は、
チェロとピアノ用にも書かれているようだ。
今回聴いたCDは、クリスティアン・ベンダのチェロ、
セバスティアン・ベンダのピアノ演奏による。
第一曲ポコ・アレグロは、ピアノがオスティナート風に
5音による旋律を繰り返し、チェロがその伴奏の上で、
シンコペーションを利かせ歌うように旋律を奏で
そのあと3音による旋律をピアノが繰り返し、
チェロがその上で軽快に旋律を奏で、
このパターンを繰り返していく。

第二曲モデラートは、ピアノの軽快な伴奏の上で、
チェロが朗々とした旋律を奏でる。
第三曲アンダンテ・モデラートは、ピアノ9つの音を繰り返し、
神秘的な雰囲気の中、チェロがゆれるように旋律を奏でていく。
第四曲アレグロは、ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」を
思わせるようにピアノが軽快な舞曲風の伴奏を奏でる上で、、
チェロが楽しく滑稽な感じで明るい旋律を奏でていく。
第五曲アダージョは、チェロが叙情的なあ旋律をゆったり奏でていく。
第六曲アレグレットは、ピアノの5音による旋律を
オスティナート風に繰り返す上で、チェロが軽快に旋律を奏でる。
第七曲アンダンテ・モデラートは、ピアノの軽快な伴奏の上で、
チェロが自由で楽しい感じの旋律を奏でていく。
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