Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヴィンチェンツォ・カピローラのリチェルカーレ第6番(Recercar sesto)などを聴く

2019-04-13 14:48:54 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
4月から職場が変わり、多忙な生活が始まり、
ブログを書くどころではなかったのですが、
土日を中心に再開していこうと思います。
今日は1474年にイタリアで生まれた作曲家、
ヴィンチェンツォ・カピローラが作曲した、
リチェルカーレ第6番などのリュート曲である。
今回聴いたCDはヤーコブ・リンドベリのリュート演奏である。
リチェルカーレ第6番(Recercar sesto)は、
軽やかに上昇・下降する旋律で始まる曲である。
ルネサンスらしい華やかさもみられる。
バレット(Balletto)は、牧歌風の旋律で始まる。
バレットとはイタリア語でバレエ(踊り)を意味し、
なるほど舞曲風の音楽である。
僕の彼女はいいところばかり(De tous biens plaine)は、
エーヌ・ヴァン・ギゼゲムの原曲を、
リュート用に編曲したものである。
軽快で明るい旋律である一方で、
しみじみとした感じを持っている。
スペイン(La Spagna)は、軽快で流れるような旋律で、
あっという間に1分ほどの曲である。
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アントワーヌ・ブリュメルの「ノーエ、ノーエ(Noe noe)」を聴く

2015-07-27 06:41:26 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1460年頃生まれたブリュメルが、
作曲した「ノーエ、ノーエ(Noe noe)」である。
今回聴いたCDは、ニコラス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏による。
弦楽合奏により旋律が掛け合いながら奏でられていく。
ルネサンス音楽らしさを感じさせる曲である。
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ヨハンネス・チコニアのヴィエールのための「しとやかな女」を聴く

2015-07-18 19:38:15 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1335年頃に生まれたチコニアが、
作曲したヴィエールのための「しとやかな女」である。
今回聴いたCDは、メアリ・スプリングフェルズ指揮、
ニューベリー・コンソートの演奏による。
3声のバッターラ「しとやかな女(Ligiadra donna)」を、
ヴィエールの器楽曲による演奏で、のどかな感じである。
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アントニオ・デ・カベソンの『騎士の歌』によるディフェレンシアスを聴く

2015-07-09 06:28:46 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1510年頃にスペインで生まれた、
アントニオ・デ・カベソンが作曲したビウエラ独奏曲、
『騎士の歌』によるディフェレンシアスである。
「鍵盤、ハープ、ビウエラのための曲集」におさめられた、
オルガン独奏曲のようだが、ここではビウエラで演奏されている。
今回聴いたCDは、ホセ・ミゲル・モレーノのビウエラ演奏による。
最初はビウエラが奏でる駆け上がるような旋律が繰り返される。
カステーリャの俗謡をもとにしたこの主題は簡素な対位法により提示され、
そのあと4つの変奏が繰り広げられるが、しみじみとした曲である。
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ジュリオ・チェーザレ・バルベッタの「カナリー風のモレスカ」を聴く

2015-07-08 06:07:26 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1540年頃にイタリアで生まれた、
ジュリオ・チェーザレ・バルベッタが作曲したリュート曲、
「カナリー風のモレスカ(Moresca detta le Canarie)」である。
1585年に出版された『リュートのためのタブラチュア曲集』の中に、
おさめられた作品のうちの一つで、カナリー(カナリオ)は、
カナリオス(カナリア)諸島を指し、そこにみられた舞曲をさすのだろう。
モレスカは「ムーア人の踊り」という意味である。
今回聴いたCDは、ヤーコブ・リンドベリのリュート演奏による。
舞曲風の流れるような旋律が軽やかに奏でられていく。
何となくスペインらしい感じのする舞曲である。
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