Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルロイ・アンダーソンの「ジュピターの歌」を聴く

2014-04-30 06:06:43 | 古典~現代音楽北アメリカ編
一昨日、昨日と忙しく、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1908年生まれのルロイ・アンダーソンが、
1951年に作曲した「ジュピターの歌」である。
彼の略歴は以前書いたので省略する。
今回聴いたCDはフレデリック・フェネル指揮、
イーストマン=ロチェスター・ポップス・オーケストラによる演奏である。
弦楽器のゆったりとした前奏に続き、
トランペット・ソロが堂々とした旋律を奏でて始まる。
中間部で曲調はいったん変わるが、
再び冒頭の格調高い旋律を行進曲風に、
管弦楽全体で奏でて、最後力強く終わる。
原曲はヘンデルのオラトリオ「セメレ」第2幕第3場の
「あなたがどこを歩くとも」のようで、これを編曲したようだ。
だから、格調高く聴こえるのだろうか。
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スティーヴ・ライヒのナゴヤ・マリンバを聴く、そして二俣川から三ツ境まで歩く

2014-04-28 03:33:48 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
今回とりあげるのは、1936年生まれのスティーヴ・ライヒが、
1994年に作曲したナゴヤ(名古屋)・マリンバである。
今回聴いたCDはボブ・ベッカーと
ジェイムズ・プレイスのマリンバによる演奏である。
2つのマリンバが奏でる音型は絡み合いながら、
日本的な旋律も現れながら、それぞれ徐々に変化していく。
ミニアル・ミュージックの様式の典型的なもので、
名古屋音楽大学の委嘱を受けて作曲された作品のようだ。
聴いていて軽快で楽しい、しかしあっという間に終わる短い曲である。
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ウィリアム・シューマンのニューイングランド三部作を聴く

2014-04-27 22:12:11 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1910年生まれのウィリアム・シューマンが、
1956年に作曲したニューイングランド三部作である。
今回聴いたCDはハワード・ハンソン指揮、
イーストマン=ロチェスター管弦楽団による演奏である。
第一曲「喜びあれ、アメリカ」は、ティンパニの音で始まる。
この部分は荒野の世界を感じさせる乾ききった感じである。
その弦楽器と打楽器により力強い旋律が現れる。
フーガ風の展開も見せながら、再びティンパニの音だけとなり、
弦楽器の奏でる旋律によるフーガ風な展開が始まり、
金管楽器も加わり盛り上がり、最後は力強く終わる。
第二曲「イエス、涙を流したもう時」は、
小太鼓のトリルに乗って、木管楽器が旋律を奏でて始まる。
ファゴットとオーボエが旋律を絡ませていくところがいい。
やがて、弦楽器のみの部分となり穏やかに旋律が奏でられていく。
それは宗教的で素朴な響きを持ち、それに木管楽器も絡んでいく。
美しい旋律が木管楽器に現れた後、小太鼓のトリルが加わる。
そして再び弦楽器のみの部分となり、小太鼓の音が響く中、最後静かに終わる。
第三曲「チェスター」は、木管楽器で優しい穏やかな旋律が奏でられて始まる。
そのあと金管楽器が加わり、木管楽器が軽快な旋律を奏でていく。
そして、金管楽器が民謡風の旋律を奏でていく。
そして打楽器とともに盛り上がりをみせて最後終わる。
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ヴィンセント・パーシケッティの吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)を聴く

2014-04-26 07:50:54 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1915年生まれのパーシケッティが、
1956年に作曲した吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)である。
フィラデルフィアで生まれた彼は、
コムズ大学、フィラデルフィア音楽院に入学して学び、
ロイ=ハリスに作曲を、フリッツ・ライナーに指揮法を師事した。
卒業後はジュリアード音楽院などで教えるなどした。
今回聴いたCDはフレデリック・フェネル指揮、
イーストマン管楽アンサンブルによる演奏である。
第一楽章アダージョ-アレグロは、
打楽器とホルンの音で幻想的な序奏に始まる。
打楽器のみとなっていったん静まったあと、
主部に入り、木管楽器が主題を奏でる。
そして金管楽器も加わり荒々しく、力強い音楽が展開される。
最後は打楽器と金管楽器で穏やかに終わる。
第二楽章アダージョ・ソステヌートは、
木管楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
そして、トランペットなど金管楽器も加わっていく。
最後は神秘的な雰囲気で終わる。
第三楽章アレグレットは、木管楽器が舞踏風の旋律を奏でて始まる。
そして、打楽器や金管楽器も加わり、
軽快でリズミックな音楽が展開されて、
再び木管楽器が冒頭の舞踏風で素朴な旋律を奏でて終わる。
第四楽章ヴィヴァーチェは、軽快な旋律が奏でられて始まる。
打楽器と木管楽器によるこの旋律に金管楽器も加わり華やかさを加える。
そして金管楽器にコーラル風の旋律が現れたあと、
リズミックで荒々しい音楽が展開され、盛り上がったところで終わる。
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バリル・フィリップスの「マクガフィー読本からの抜粋」を聴く

2014-04-25 06:45:30 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1907年生まれのバリル・フィリップスが、
1933年に作曲した「マクガフィー読本からの抜粋」である。
ネブラスカ州オマハに生まれた彼は、
1924年デンバー音楽大学に入学して学び、
そのあとイーストマン音楽学校で学んだ。
その後はイーストマン音楽学校で、作曲と音楽理論を教えるなどした。
今回聴いたCDはハワード・ハンソン指揮、
イーストマン=ロチェスター管弦楽団による演奏である。
第一曲二輪馬車は、軽快で明るく楽しい曲である。
いったん静まったあと、最後盛り上がって終わる。
第二曲ジョン・オールディンとプリシラ・オールディンは、
弦楽器により穏やかな旋律が奏でられて始まり、
フルートやオーボエ、クラリネットなどがそれに絡んでいく。
やがて金管楽器も加わり、情熱的に盛り上がりをみせたあと、
穏やかなとなり、ヴァイオリン独奏中心に最後静かに終わる。
第三曲ポール・リビアの真夜中の疾駆は、
夜空の星を思わせるような音楽で始まる。
一転して、荒々しく軽快な音楽になり疾走する様子が描写される。
打楽器と金管楽器が荒々しい音楽を展開していき、
盛り上がりをみせて最後は力強く終わる。
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