昨日は片倉町から新横浜まで歩きました。
途中聴いたのは1890年生まれのイベールの作品。
彼の略歴は、器楽曲・室内楽曲編で触れたので省略する。
フルート協奏曲は1933年に作曲され、
翌年パリ音楽院管弦楽団の演奏会で初演された。
マルセル・モイーズに献呈された作品である。
今回聴いたCDの演奏はゴ-ルウェイのフルート、
デュトワ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章アレグロは、管弦楽の短い導入に続き、
独奏フルートがせわしい感じの速い第一主題を奏でる。
フルートとファゴットとの掛け合いはいい感じで、
とにかくフルートの技巧的な演奏を十分に聴くことができる。
最後も駆け抜けるように爽快に終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器の伴奏に乗り、
フルートがゆったりと歌うような旋律を奏でる。
夜の情緒的な風景を想像させるような幻想的な音楽だ。
イベールらしさのみられる楽章で、
独奏フルートと独奏ヴァイオリンにより奏でられる
甘美な調べは心地いいものである。
最後は長く伸ばすフルートの音と共に静かに終わる。
第三楽章アレグロ・スケルツァンドは、
フルートの技巧的で速いフレーズが流れる楽章で、
鋭いリズムと変わる拍子が特徴的である。
フルート独奏のカデンツァ風の部分もあり、
活躍する場面は多く用意されている。
中間部はゆったりとしたけだるい感じもある。
再び冒頭の旋律が登場して軽快に音楽は展開し、
高度な演奏技術を披露するカデンツァを経て、
最後は華やかなコーダを経て終わる。
途中聴いたのは1890年生まれのイベールの作品。
彼の略歴は、器楽曲・室内楽曲編で触れたので省略する。
フルート協奏曲は1933年に作曲され、
翌年パリ音楽院管弦楽団の演奏会で初演された。
マルセル・モイーズに献呈された作品である。
今回聴いたCDの演奏はゴ-ルウェイのフルート、
デュトワ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章アレグロは、管弦楽の短い導入に続き、
独奏フルートがせわしい感じの速い第一主題を奏でる。
フルートとファゴットとの掛け合いはいい感じで、
とにかくフルートの技巧的な演奏を十分に聴くことができる。
最後も駆け抜けるように爽快に終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器の伴奏に乗り、
フルートがゆったりと歌うような旋律を奏でる。
夜の情緒的な風景を想像させるような幻想的な音楽だ。
イベールらしさのみられる楽章で、
独奏フルートと独奏ヴァイオリンにより奏でられる
甘美な調べは心地いいものである。
最後は長く伸ばすフルートの音と共に静かに終わる。
第三楽章アレグロ・スケルツァンドは、
フルートの技巧的で速いフレーズが流れる楽章で、
鋭いリズムと変わる拍子が特徴的である。
フルート独奏のカデンツァ風の部分もあり、
活躍する場面は多く用意されている。
中間部はゆったりとしたけだるい感じもある。
再び冒頭の旋律が登場して軽快に音楽は展開し、
高度な演奏技術を披露するカデンツァを経て、
最後は華やかなコーダを経て終わる。