一昨日はウォーキングを休み、
昨日は二俣川から三ツ境駅まで往復して歩きました。
今回もグスタフ・マーラーの作品です。
交響曲第2番ハ短調「復活」は1890年から1894年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、ナタリー・デセイのソプラノ、
アリス・クートのメゾ・ソプラノ、オルフェオン・ドノスティアラ、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏による。
第1楽章アレグロ・マエストーソは、ソナタ形式である。
冒頭の緊迫したような弦のトレモロに続き、
低弦が奏でる葬送行進曲風の第一主題と甘美な第ニ主題、
それをフランクフルト放送交響楽団の重厚な金管楽器の響きが支える。
そんなところが特徴で、録音の良さもあって各楽器の動きも鮮明である。
展開部では金管楽器が活躍し、ドラマティックにしかし冷静に展開していく。
再現部は第一主題から始まるが、やはり金管楽器の活躍が印象的である。
続いて第ニ主題が奏され、コーダは葬送行進曲風に進行し、
劇的に盛り上げていくところはいい。
最後、半音階風に一気に下降して終わる部分もいい。
第2楽章アンダンテ・モデラートは流れるようなテンポで、
牧歌風のこの楽章を進行していき、各楽器の良さを見せるように
歌わせるところを歌わせているような感じがする。
第1楽章にもいえることだが、ティンパニの音は抑え気味である。
弦楽器のピチカートによるアンサンブルの部分は印象的である。
第3楽章「静かに流れるような動きで」は、三部形式で書かれている。
歌曲「聖アントニウスの魚への説教」の旋律をもとに、
流れるような軽快なテンポで展開される。
弦楽器や木管楽器のアンサンブルが素晴らしいし、
金管楽器とティンパニの音で盛り上がっていくところもいい。
第4楽章「非常に荘厳に、しかし簡潔に」ではメゾ・ソプラノが、
「おお、紅の小さな薔薇よ」で始まる歌詞の歌が歌われる。
歌に絡むヴァイオリンやフルートなど木管楽器の音がいい。
第5楽章「スケルツォのテンポで」は、激しい嵐のような音楽のあと、
視界が急に開けるかのような明るい音楽が現れる。
舞台裏から聞こえる信号風の動機を吹くホルンの音と、
それに応える楽器によって4つの主題が奏でられていく。
第二部は第一部の4つの主題が展開され、金管楽器が活躍する。
フランクフルト放送交響楽団らしさが発揮されている気がする。
第三部は合唱が入る部分で、合唱が加わり復活の歌詞を歌う。
そして独唱者も加わり、メゾ・ソプラノ独唱の部分、
ソプラノ独唱の部分と続き、さらに合唱が加わっていき、
独唱者たちのよる二重唱と合唱が加わるところで、
大きなクライマックスが築かれていくところはいい。
最後の持続して盛り上がって力強く終わるところもなかなかである。
昨日は二俣川から三ツ境駅まで往復して歩きました。
今回もグスタフ・マーラーの作品です。
交響曲第2番ハ短調「復活」は1890年から1894年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、ナタリー・デセイのソプラノ、
アリス・クートのメゾ・ソプラノ、オルフェオン・ドノスティアラ、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏による。
第1楽章アレグロ・マエストーソは、ソナタ形式である。
冒頭の緊迫したような弦のトレモロに続き、
低弦が奏でる葬送行進曲風の第一主題と甘美な第ニ主題、
それをフランクフルト放送交響楽団の重厚な金管楽器の響きが支える。
そんなところが特徴で、録音の良さもあって各楽器の動きも鮮明である。
展開部では金管楽器が活躍し、ドラマティックにしかし冷静に展開していく。
再現部は第一主題から始まるが、やはり金管楽器の活躍が印象的である。
続いて第ニ主題が奏され、コーダは葬送行進曲風に進行し、
劇的に盛り上げていくところはいい。
最後、半音階風に一気に下降して終わる部分もいい。
第2楽章アンダンテ・モデラートは流れるようなテンポで、
牧歌風のこの楽章を進行していき、各楽器の良さを見せるように
歌わせるところを歌わせているような感じがする。
第1楽章にもいえることだが、ティンパニの音は抑え気味である。
弦楽器のピチカートによるアンサンブルの部分は印象的である。
第3楽章「静かに流れるような動きで」は、三部形式で書かれている。
歌曲「聖アントニウスの魚への説教」の旋律をもとに、
流れるような軽快なテンポで展開される。
弦楽器や木管楽器のアンサンブルが素晴らしいし、
金管楽器とティンパニの音で盛り上がっていくところもいい。
第4楽章「非常に荘厳に、しかし簡潔に」ではメゾ・ソプラノが、
「おお、紅の小さな薔薇よ」で始まる歌詞の歌が歌われる。
歌に絡むヴァイオリンやフルートなど木管楽器の音がいい。
第5楽章「スケルツォのテンポで」は、激しい嵐のような音楽のあと、
視界が急に開けるかのような明るい音楽が現れる。
舞台裏から聞こえる信号風の動機を吹くホルンの音と、
それに応える楽器によって4つの主題が奏でられていく。
第二部は第一部の4つの主題が展開され、金管楽器が活躍する。
フランクフルト放送交響楽団らしさが発揮されている気がする。
第三部は合唱が入る部分で、合唱が加わり復活の歌詞を歌う。
そして独唱者も加わり、メゾ・ソプラノ独唱の部分、
ソプラノ独唱の部分と続き、さらに合唱が加わっていき、
独唱者たちのよる二重唱と合唱が加わるところで、
大きなクライマックスが築かれていくところはいい。
最後の持続して盛り上がって力強く終わるところもなかなかである。