ひょんなことから、黒澤明の脚本「達磨寺のドイツ人」を読む機会があって、矢も盾もたまらず車を駆って舞台となった高崎の小林山達磨寺に馳せ参じてしまった。昭和九年(1934年)の夏の盛りに、一人のドイツ人が達磨寺に現れる。いや、正確には連れの女性がいるから二人だ。そしてこの胸突き八丁の石段を、きっとふうふういいながら登ったのだろう。そこからさらに、もうひとつの短い石段を登ったところにあるのが本堂である。ドイツ人だが、作品が国際的評価を受けた建築家で名前はブルーノ・タウト(54)という。ナチス政権が台頭して、職と地位を奪われ、身の危険を感じ、日本インターナショナル建築会の招待を機に、妻子をドイツに残したままエリカ・ヴィティヒと共に日本に亡命した . . . 本文を読む
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