温泉クンの旅日記

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熱い湯と冷たい蕎麦

2013-03-13 | 食べある記
二日酔いには朝の熱い温泉が一番である。掛け湯をたっぷししてから、浴槽に身を沈めていく。ざざぁー、と音を立てて湯が溢れだす。たまらない至福を感じる贅沢な瞬間だ。熱い湯にいったん身体が締めつけられ、ついで節々がほどけるときに酒精の毒ともいうべきものが汗をともにじわじわと噴き出てくる。頭の芯にどんより巻きつけられていた深酒も、薄紙が剥がれるように溶け落ち、しゃっきりと覚醒してくるのだ。熱い湯を浴び、ゆっくり入浴すると身も心もさっぱりした。(ふーむ、腹が減った・・・)頭が覚醒すれば、食欲も戻ってくる。温泉の熱いご馳走のあとは、冷たいご馳走の蕎麦が猛烈に食べたくなってきた . . . 本文を読む
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