温泉クンの旅日記

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天童温泉、ほほえみの宿(1)

2016-11-06 | 温泉エッセイ
天童、といえば温泉と将棋駒をまずは思い浮かべるのではないだろうか。天童駅東口から真っ直ぐに延びる道を約九百メートル、徒歩で十五分ほど歩いた広重美術館あたりからが温泉街で、立派なホテルが林立している。将棋にゆかりがあるところから、歴史のある名人戦、最高峰の竜王戦などのタイトル戦の大局場として天童温泉が必ずといっていいほど選ばれる。温泉街・・・というと、たいてい浅い川が流れ、あちこちから湯煙が立ちのぼり、櫛比する飲食店のところどころにスマートボール屋とか射的屋、それに温泉まんじゅう屋があったりするイメージがわたしにはある。天童温泉はそのイメージを裏切って、フツーの街の雰囲気が強い。山口の湯田温泉も同じく街中に忽然といった感じなのだが、湯田のほうがまだ風情がある。だから、日帰りで二度、宿泊も二度しているのにどうも書く意欲が湧かなかったのだ . . . 本文を読む
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