温泉クンの旅日記

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江戸東京博物館(4)

2014-09-24 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <江戸東京博物館(4)>

 江戸ゾーンから東京ゾーンに移動する。



 文明開化のコーナーも、関東大震災や大空襲のコーナーも申し訳ないが正直あまり心が魅かれない。



「浅草十二階」だけ、ちょっと立ち止まる。



 正式名称「凌雲閣(りょううんかく)」は明治から大正末期まで浅草にあった塔で、関東大震災で半壊してしまい解体されたのだ。
 歴史で明治大正はうといのだがわたしは、たとえば「門司港驛」などのような明治大正の頃築の、ミニチュアではなく現存するクラシックな建築物をみるのが大好きである。





 冒頭で『歴史でわたしが一番好きな時代は、戦国時代(室町時代後期)から安土桃山時代、そして江戸時代である。』と書いた。
 歴史というのは連綿と続いているのだが、明治大正を飛ばして、その次に好きなのは「時代」ではないが昭和である。

(昭和といえば、豊後高田は良かったなあ・・・)
 九州大分県の豊後高田市は「昭和の町」というだけで訪れたりしたのだ。昭和はリアルタイムに経験しているので、誰が何といおうが、わたしにはどうしようもなく懐かしいのである。



 総務省の平成二十三年度の調査によれば、平成生まれが20.5%、昭和生まれが76.2%、明治生まれが0.1%、大正生まれが3.3%だそうで、六十三年間続いた昭和の生まれがいまのところ圧倒的に多い。



 裸電球が蛍光灯に、洗濯板がいまや全自動洗濯機に、ラーメンはインスタントの袋麺が出現して驚いているうちにカップ麺も誕生した。

 昭和の車のところで、足が止まる。
 ダットサンは日産の初期の車だ。



 近所の家で、キャロルとかスバルを買ったと聞いて、「えっ、あの家スゲェ金持ちだったんだ」と驚いたことを思い出す。



 その後、わたしも無理をして車を買い憧れだった東名高速を初めて走っているとき、その時代のスバルがジェット機のような音を立てて走っていたなあ・・・。音の割には八十キロぐらいしかでてなかったけど。

 江戸東京博物館・・・暇な二、三時間を潰すにはとても手ごろな博物館である。



  →「昭和の町①」の記事はこちら
  →「昭和の町②」の記事はこちら
  →「昭和の町③」の記事はこちら
  →「門司港驛、しばしの別れ」の記事はこちら
  →「江戸東京博物館(1)」の記事はこちら
  →「江戸東京博物館(2)」の記事はこちら
  →「江戸東京博物館(3)」の記事はこちら


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