<SHARP GALAPAGOS、ゲット!>
毎朝、コンビニに寄る。
買うのは朝の二食めとして、おにぎり一個と飲むヨーグルトか豆乳、それに煙草である。
震災の影響で、JTの銘柄は、供給が需要にまるで追いついていない。
レジ待ちの列に並んでいると、わたしの前にいたお爺さんがレジに進んだ。
「なんだ、まだセブンスターないのかよ。家のそばの自販機にはあるんだけどなあ・・・おれ『タコス』持ってないからよ、じゃあまあ『ケント』でいいや、一個くれや!」
その右側のそれそれっ、そいつだ。声のデカイ爺さまである。
(爺さん、それタスポだろうが・・・)と苦笑している店員に指図をしている。
列の客たちは笑いを堪えているが、「スカイプ(Skype)」のことを「スカルプ」と自信を持って言い間違え、
「スカルプって、それって、頭皮のことじゃないですか」
そう噴き出されてしまったわたしには素直には笑えない。
シャープ「ガラパゴス」のメディアタブレット、ホームモデルと云って大きいほうのヤツである。
二月のWEBサライのブロガーイベントで、抽選して五名にガラパゴスの本体が無償でもらえるという募集があった。
旅が趣味になってから読書量が減ったが、いまでも月に五冊以上は読む。
眼はいいほうで、いまでも裸眼である。それでも活字の小さい文庫本はだんだん辛くなってきた。書斎としている電車の照明が節電で暗いせいもある。
ガラパゴスは字の大きさを自在に変えられ、画像も大きさを変えられるという。周囲が暗くても読めるらしい。
(それはいいじゃないか・・・)
ダメもとで応募したら、運よく当ったのだ。嬉しい。
引き取りと説明会の当日の午後に東日本大震災が発生し、計画停電などで延び延びになっていたが、四月下旬に開催されてようやく入手できた。
パソコンの横にあるのが、ソフトバンクの「ポケットWiFi」である。
昨年の三月に、「パソコンとセットで買うと、すっごくお得です!」と店員に勧められついついセットで買ってしまった。
実際には、「光通信」の無線LANのほうが断然、サクサク軽快に繋がるので引き出しのなかにずっと眠っていたものだ。
ゲットしたガラパゴスだが、ネットに接続しなければどうにもならない。
五月のゴールデン・ウィーク後半の一日を、「接続」するため費やすことにした。
若いひとや慣れているひとなら、たぶん三十分とかからないだろうが、苦手な年頃なのである。一大事業とついつい構えてしまうのだ。
まず、ソフトバンクWiFiに関連する資料を探し出して準備完了。
さあ、ガラパゴスとの接続である。
「パスワードを入力してください」
接続しようとしたら、まずは、最初の関門がきた。
デカい機種だが、入力方法は携帯と変わらないので非常に入力しづらい。わたしはキーボードもテンキーもブラインド入力できるのが自慢だが、まったく役にたたない。
パスワードと思えるものを全部試してみたがダメだった。
(うむむ・・・やっぱり一筋縄ではいかないのね)
会社に持っていって、システム系の知り合いに頼むか。
「えっ、そんなことも出来ないのですか」
そう言われるのもいやだな。
よし、ソフトバンクに電話したろ。そんでもって、うまく接続できなかったら解約してやろう。
この秘かな意気込みだか殺気が伝わったのか、電話で丁寧にリードしてくれて無事に繋がったのであった。
やれやれ。ひと安心だぜ。
無料の雑誌をふたつほどダウンロードすると、
「よし、今日はここまでじゃ!」
早々に切り上げて急遽酒を呑むことにしたのだった。
毎朝、コンビニに寄る。
買うのは朝の二食めとして、おにぎり一個と飲むヨーグルトか豆乳、それに煙草である。
震災の影響で、JTの銘柄は、供給が需要にまるで追いついていない。
レジ待ちの列に並んでいると、わたしの前にいたお爺さんがレジに進んだ。
「なんだ、まだセブンスターないのかよ。家のそばの自販機にはあるんだけどなあ・・・おれ『タコス』持ってないからよ、じゃあまあ『ケント』でいいや、一個くれや!」
その右側のそれそれっ、そいつだ。声のデカイ爺さまである。
(爺さん、それタスポだろうが・・・)と苦笑している店員に指図をしている。
列の客たちは笑いを堪えているが、「スカイプ(Skype)」のことを「スカルプ」と自信を持って言い間違え、
「スカルプって、それって、頭皮のことじゃないですか」
そう噴き出されてしまったわたしには素直には笑えない。
シャープ「ガラパゴス」のメディアタブレット、ホームモデルと云って大きいほうのヤツである。
二月のWEBサライのブロガーイベントで、抽選して五名にガラパゴスの本体が無償でもらえるという募集があった。
旅が趣味になってから読書量が減ったが、いまでも月に五冊以上は読む。
眼はいいほうで、いまでも裸眼である。それでも活字の小さい文庫本はだんだん辛くなってきた。書斎としている電車の照明が節電で暗いせいもある。
ガラパゴスは字の大きさを自在に変えられ、画像も大きさを変えられるという。周囲が暗くても読めるらしい。
(それはいいじゃないか・・・)
ダメもとで応募したら、運よく当ったのだ。嬉しい。
引き取りと説明会の当日の午後に東日本大震災が発生し、計画停電などで延び延びになっていたが、四月下旬に開催されてようやく入手できた。
パソコンの横にあるのが、ソフトバンクの「ポケットWiFi」である。
昨年の三月に、「パソコンとセットで買うと、すっごくお得です!」と店員に勧められついついセットで買ってしまった。
実際には、「光通信」の無線LANのほうが断然、サクサク軽快に繋がるので引き出しのなかにずっと眠っていたものだ。
ゲットしたガラパゴスだが、ネットに接続しなければどうにもならない。
五月のゴールデン・ウィーク後半の一日を、「接続」するため費やすことにした。
若いひとや慣れているひとなら、たぶん三十分とかからないだろうが、苦手な年頃なのである。一大事業とついつい構えてしまうのだ。
まず、ソフトバンクWiFiに関連する資料を探し出して準備完了。
さあ、ガラパゴスとの接続である。
「パスワードを入力してください」
接続しようとしたら、まずは、最初の関門がきた。
デカい機種だが、入力方法は携帯と変わらないので非常に入力しづらい。わたしはキーボードもテンキーもブラインド入力できるのが自慢だが、まったく役にたたない。
パスワードと思えるものを全部試してみたがダメだった。
(うむむ・・・やっぱり一筋縄ではいかないのね)
会社に持っていって、システム系の知り合いに頼むか。
「えっ、そんなことも出来ないのですか」
そう言われるのもいやだな。
よし、ソフトバンクに電話したろ。そんでもって、うまく接続できなかったら解約してやろう。
この秘かな意気込みだか殺気が伝わったのか、電話で丁寧にリードしてくれて無事に繋がったのであった。
やれやれ。ひと安心だぜ。
無料の雑誌をふたつほどダウンロードすると、
「よし、今日はここまでじゃ!」
早々に切り上げて急遽酒を呑むことにしたのだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます