温泉クンの旅日記

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昭和記念公園 (1)

2011-05-15 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <昭和記念公園(1)>

 立川駅で中央線から青梅線に乗り換えて一つ目の駅、西立川駅で降りると昭和記念公園が一番近い。
 この公園は、昭和天皇の在位五十年を記念して立川基地跡の一部に開設された。

 桜の季節に一度来てみたかったのだが、五月もポピーが綺麗に咲いているというのでやってきた。なにしろ横浜から立川まではかなりの所要時間がかかる。閉園時間も早いので、早めに起きた天気がいい日でなければ、おいそれとは出かけられないのだ。
 メインの花は、三月から四月上旬が桜、四月が菜の花とムラサキハナナとチューリップ、五月がポピーとなる。
 
 広かった。
 とにかくだだっ広い。なんといっても「国営」の公園である。
 だから、駅や公園の入り口が団体でひどく混んでいても、決して怯んではならない。

 その広さをおなじみの東京ドーム何個分かで表すと、四十個分である。広いので立川市と昭島市に跨っているのだ。
 広さをたっぷり堪能したいのであれば、立川口から入園するのがいいだろう。わたしは震災の日に歩きすぎて両足の親指と人差し指の爪が死んでしまい、右足がやっと復活したばかりなので西立川駅を利用した。



 入園料は四百円だ。
 まずは奥のほうにある、今日の目的のポピー畑を目指した。歩くのが苦手なひとは、レンタサイクルの使用もいいかもしれない。三時間で、大人四百円、小人二百五十円だ。自転車の持ち込みも自由である。

 みんなの原っぱ。



 ここまで一心不乱に歩いてきたが、かなりの距離があった。立川口から歩かないでよかったと思う。
 この原っぱ・・・気が遠くなるほどの広さである。
 途方もない数の家族が座って弁当を広げられるのだろう。

 震災などで避難した被災者を収容するための施設をたくさん仮設できるように、このような平坦で広大な芝生地があちこちにあるのである。
 形のいい大木は欅だろうか。


 
 遠くに小さなポピー畑らしいのが見えるので、原っぱを横断していった。









 周りの規模がでかすぎたため小さくみえたが、かなりの面積がある畑である。カップルが何組か写真を撮っているが、広いのでまるで気にならない。



 中身のない額縁だけが置いてあった。



 なるほど、これで一枚の絵になるという寸法だ。
 もっとも、子どもだったら上のバイキンマンに眼がいってしまうだろう。


  ― 続く ―

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