<蕎麦 ろ> 埼玉県児玉
車を運転するのが大好きで、一日に五百キロ以上運転しても平気である。
ところが渋滞は大の苦手である。いつ渋滞から解放されるのかわからないまま、
じっとしているのがたまらなく苦痛なのである。だから、この先渋滞何キロという
電光表示板を見た途端に、つぎのインターで国道に降りてしまう。
この蕎麦屋を見つけたのも本当に偶然からであった。
関越を東京方面に帰るときに、渋滞の表示板をみて藤岡インターで降り、国道
254号線を使い帰ることにした。ところが同じ気持ちのドライバーが多かったの
か、あるいは前方で事故でもあったのか、児玉あたりでまったく動かなくなって
しまった。ナビの迂回ルートを選択して計算させ、国道からはずれて走りはじめ
たら、この蕎麦屋があったのだ。いろはの「ろ」の一文字の店名と佇まいに痺れて
しまったのだ。

実際にこの蕎麦屋にはいり、蕎麦を食べたのはそれから数ヵ月後であった。何度
もいったのだが、ちょうど中休みの時間帯に到着してしまい暖簾が外されているの
だった。
駐車場は、つめれば10台ほど停められる。
打ち水された石畳をわたり暖簾をくぐって玄関に入り、履物を脱いで自分で下駄
箱へ。あがると正面に蕎麦打ち部屋、左に2卓の小座敷、右が埴輪の鎮座する小庭
に面した板敷きの広間で4名卓が5つほど並んでいる。店内はジャズが流れており、
柔らかい照明でほの暗い。禁煙ではないのが嬉しい。蕎麦のおいしい店は禁煙であ
ることが多い。しかしこの店の蕎麦の味は「禁煙の店」にまったく負けていないの
が嬉しい。奥にも部屋がいくつかあるらしいので、思ったより客がはいれそうだ。
定休日の月曜には、陶芸教室を開いたりしているようである。
蕎麦は、せいろがなんと500円という手ごろな値段である。腰のあるしなやかな
蕎麦に、甘みを抑えたつゆが絶妙である。他にイロイロとメニューがあり、夜、
運転されないひとは酒を楽しめそうでうらやましい。エスプレッソコーヒーなんて
えのもなぜかあったりする。どれも良心的な値段である。わたしが食べられたの
は、まだ2回だがいずれも混んでいた。一度食べるとまた来たくなる店である。
ただし、三時から五時までの中休みの時間には充分注意されたし。
店名の「ろ」は、ご主人が修業した店の名前から一文字頂いたものだという。
関越が渋滞していたら、ぜひ試してほしい店である。むろん、渋滞していなく
ても。
■アクセス: 本庄児玉インターを降りて、国道254号線にでて藤岡のほうへ
戻る。カインズホームを過ぎてすぐ、国道へ出てから信号2つ目の「八幡山
橋入口」交差点を左折して八高線の上を渡り最初の信号を左折100メートル先
の左側の民家。
■定休日:毎週月曜
■営業時間:11時30分~3時、5時~8時30分
■住所:埼玉県児玉郡児玉町金屋1346の1 0495-72-8666
車を運転するのが大好きで、一日に五百キロ以上運転しても平気である。
ところが渋滞は大の苦手である。いつ渋滞から解放されるのかわからないまま、
じっとしているのがたまらなく苦痛なのである。だから、この先渋滞何キロという
電光表示板を見た途端に、つぎのインターで国道に降りてしまう。
この蕎麦屋を見つけたのも本当に偶然からであった。
関越を東京方面に帰るときに、渋滞の表示板をみて藤岡インターで降り、国道
254号線を使い帰ることにした。ところが同じ気持ちのドライバーが多かったの
か、あるいは前方で事故でもあったのか、児玉あたりでまったく動かなくなって
しまった。ナビの迂回ルートを選択して計算させ、国道からはずれて走りはじめ
たら、この蕎麦屋があったのだ。いろはの「ろ」の一文字の店名と佇まいに痺れて
しまったのだ。

実際にこの蕎麦屋にはいり、蕎麦を食べたのはそれから数ヵ月後であった。何度
もいったのだが、ちょうど中休みの時間帯に到着してしまい暖簾が外されているの
だった。
駐車場は、つめれば10台ほど停められる。
打ち水された石畳をわたり暖簾をくぐって玄関に入り、履物を脱いで自分で下駄
箱へ。あがると正面に蕎麦打ち部屋、左に2卓の小座敷、右が埴輪の鎮座する小庭
に面した板敷きの広間で4名卓が5つほど並んでいる。店内はジャズが流れており、
柔らかい照明でほの暗い。禁煙ではないのが嬉しい。蕎麦のおいしい店は禁煙であ
ることが多い。しかしこの店の蕎麦の味は「禁煙の店」にまったく負けていないの
が嬉しい。奥にも部屋がいくつかあるらしいので、思ったより客がはいれそうだ。
定休日の月曜には、陶芸教室を開いたりしているようである。
蕎麦は、せいろがなんと500円という手ごろな値段である。腰のあるしなやかな
蕎麦に、甘みを抑えたつゆが絶妙である。他にイロイロとメニューがあり、夜、
運転されないひとは酒を楽しめそうでうらやましい。エスプレッソコーヒーなんて
えのもなぜかあったりする。どれも良心的な値段である。わたしが食べられたの
は、まだ2回だがいずれも混んでいた。一度食べるとまた来たくなる店である。
ただし、三時から五時までの中休みの時間には充分注意されたし。
店名の「ろ」は、ご主人が修業した店の名前から一文字頂いたものだという。
関越が渋滞していたら、ぜひ試してほしい店である。むろん、渋滞していなく
ても。
■アクセス: 本庄児玉インターを降りて、国道254号線にでて藤岡のほうへ
戻る。カインズホームを過ぎてすぐ、国道へ出てから信号2つ目の「八幡山
橋入口」交差点を左折して八高線の上を渡り最初の信号を左折100メートル先
の左側の民家。
■定休日:毎週月曜
■営業時間:11時30分~3時、5時~8時30分
■住所:埼玉県児玉郡児玉町金屋1346の1 0495-72-8666
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます