<読んだ本 2021年10月>
戸塚駅近くにある、あの「ラーメンの鬼」と呼ばれた戸塚出身の故佐野実が創業した「支那そばや戸塚本店」。
2008年11月と13年前に開店していたのだが、「香水つけるな」「お喋りするな」など、どうにも面倒くさいラーメンの鬼とやらの店なので、わたしは頑なに敬遠していた。だから、今回初めての利用である。
入口で基本となる醤油ラーメンの券を購入し、テーブル席に案内された。一人でカウンター席とばかり思っていたので、これは有難い。
頑固なわたしも、ジツはつい最近、ガラケーからスマホに乗り換えたのだ。(もっとも、ガラケーに保存してある電話帳の重いデータ<800件以上>をシャカシャカ整理しているときに誤って全消去してしまった、という大失敗もあったんだけどね)
だからこの店にきた目的は、ラーメンの味目当てではなく、スマホの撮影テストなのである。
運ばれてきた醤油ラーメンを撮る。(この画像はいつものデジカメで、スマホは失敗)
麺上げのカットも、これも、どうにもうまく撮れていない。持ち方がいけないのかな。
ラーメンの味だが、まあまあで、血圧が高いせいか塩分がすごく濃いように思う。ラーメンの食材を厳選吟味するのはいいが、ベースが900円とはちと高すぎ、750円なら文句はいわず絶賛するけど。
さて10月に読んだ本ですが、これはスマホ導入のせいでしょう、3冊と今月は超低空飛行、年間累計で46冊。
1. ◎空飛ぶ広報室 有川浩 幻冬舎文庫
2. ○おひとり京都の秋さがし 柏井壽 光文社知恵の森文庫
3. ○県庁おもてなし課 有川浩 角川文庫
「おひとり京都の秋さがし」を読んでいたら、桂離宮そばの「中村軒」の「麦代餅(むぎてもち)」がでてきて、とても懐かしかった。
「オクトーバー・リスト」は、混乱させられた小説だ。
通常、物語はだいたい「起承転結」と「時系列」に進む。(序破急もあるが)たまに最後のシーンで始まる小説があっても、そこから戻って「起承転結」の展開となる。
ところが、この小説は「結転承起」を「逆時系列」に進み、第36章から始まり、第1章で終わるのだ。ご丁寧にも目次も最後にある始末。
わたしは、それでなくても頭が悪いのに、完全無欠のパーに、徐々に破壊され近づいていく実感があった。だから、半分いったところで投げ出した。ラストのどんでん返しなんか、もういいって気分になってしまった。ホント、図書館読みならではの「投げ」技で、買っていたらガックリきていただろう。
巨匠ジェフリー・ディーヴァ―だからこそ出版できた本だと思う。
この作家はいっぱい書いているし、わたしはいっぱい読んでいるが、やっぱり「リンカーン・ライム」シリーズだけでいいわい、と思う。
「空飛ぶ広報室」。
自衛隊に、陸軍・海軍・空軍は存在しない。略称は『軍』を『自』に置き換えて、陸軍は陸自、海軍は海自、空軍は空自。『駐屯地』は陸自、空自と海自は『基地』。空と海は日頃駐在している基地が有事においてもそのまま拠点になり、陸は出動がかかって出掛けた先が活動拠点になり、平時に駐在している基地が拠点にならない。
『「勇猛果敢・支離滅裂ですね。航空自衛隊の性質を言い表したとされている言葉です」
― 略 ―
「他の隊にもあるんですか」
「統幕や内局まで全部ありますよ。陸は用意周到・動脈硬化。海は伝統墨守・唯我独尊。
統幕は高位高官・権限皆無。内局は優柔不断・本末転倒・・・だったかな」』
わたしたち(というかわたし)は、自衛隊のことを良く知らない。小説の形でわかりやすく教えてもらった気がする。意外と面白かった。
お願い:電話帳のデータを自分のせいですが全件削除(なに、宿の連絡先がほとんどですが)
してしまいました。
もしも、わたしの電話番号をお持ちでしたら、メールアドレスも新しく変更してしまいましたので、
ご面倒をおかけしますがショートメールで、お名前とメールアドレスを戴ければ感謝いたします。
もちろん、これで縁が切れてせいせいするぜとお思いの方は無視していただいて
結構でございます。
→「本命麦代餅、対抗かつら饅頭」の記事はこちら
→「読んだ本 2021年9月」の記事はこちら
戸塚駅近くにある、あの「ラーメンの鬼」と呼ばれた戸塚出身の故佐野実が創業した「支那そばや戸塚本店」。
2008年11月と13年前に開店していたのだが、「香水つけるな」「お喋りするな」など、どうにも面倒くさいラーメンの鬼とやらの店なので、わたしは頑なに敬遠していた。だから、今回初めての利用である。
入口で基本となる醤油ラーメンの券を購入し、テーブル席に案内された。一人でカウンター席とばかり思っていたので、これは有難い。
頑固なわたしも、ジツはつい最近、ガラケーからスマホに乗り換えたのだ。(もっとも、ガラケーに保存してある電話帳の重いデータ<800件以上>をシャカシャカ整理しているときに誤って全消去してしまった、という大失敗もあったんだけどね)
だからこの店にきた目的は、ラーメンの味目当てではなく、スマホの撮影テストなのである。
運ばれてきた醤油ラーメンを撮る。(この画像はいつものデジカメで、スマホは失敗)
麺上げのカットも、これも、どうにもうまく撮れていない。持ち方がいけないのかな。
ラーメンの味だが、まあまあで、血圧が高いせいか塩分がすごく濃いように思う。ラーメンの食材を厳選吟味するのはいいが、ベースが900円とはちと高すぎ、750円なら文句はいわず絶賛するけど。
さて10月に読んだ本ですが、これはスマホ導入のせいでしょう、3冊と今月は超低空飛行、年間累計で46冊。
1. ◎空飛ぶ広報室 有川浩 幻冬舎文庫
2. ○おひとり京都の秋さがし 柏井壽 光文社知恵の森文庫
3. ○県庁おもてなし課 有川浩 角川文庫
「おひとり京都の秋さがし」を読んでいたら、桂離宮そばの「中村軒」の「麦代餅(むぎてもち)」がでてきて、とても懐かしかった。
「オクトーバー・リスト」は、混乱させられた小説だ。
通常、物語はだいたい「起承転結」と「時系列」に進む。(序破急もあるが)たまに最後のシーンで始まる小説があっても、そこから戻って「起承転結」の展開となる。
ところが、この小説は「結転承起」を「逆時系列」に進み、第36章から始まり、第1章で終わるのだ。ご丁寧にも目次も最後にある始末。
わたしは、それでなくても頭が悪いのに、完全無欠のパーに、徐々に破壊され近づいていく実感があった。だから、半分いったところで投げ出した。ラストのどんでん返しなんか、もういいって気分になってしまった。ホント、図書館読みならではの「投げ」技で、買っていたらガックリきていただろう。
巨匠ジェフリー・ディーヴァ―だからこそ出版できた本だと思う。
この作家はいっぱい書いているし、わたしはいっぱい読んでいるが、やっぱり「リンカーン・ライム」シリーズだけでいいわい、と思う。
「空飛ぶ広報室」。
自衛隊に、陸軍・海軍・空軍は存在しない。略称は『軍』を『自』に置き換えて、陸軍は陸自、海軍は海自、空軍は空自。『駐屯地』は陸自、空自と海自は『基地』。空と海は日頃駐在している基地が有事においてもそのまま拠点になり、陸は出動がかかって出掛けた先が活動拠点になり、平時に駐在している基地が拠点にならない。
『「勇猛果敢・支離滅裂ですね。航空自衛隊の性質を言い表したとされている言葉です」
― 略 ―
「他の隊にもあるんですか」
「統幕や内局まで全部ありますよ。陸は用意周到・動脈硬化。海は伝統墨守・唯我独尊。
統幕は高位高官・権限皆無。内局は優柔不断・本末転倒・・・だったかな」』
わたしたち(というかわたし)は、自衛隊のことを良く知らない。小説の形でわかりやすく教えてもらった気がする。意外と面白かった。
お願い:電話帳のデータを自分のせいですが全件削除(なに、宿の連絡先がほとんどですが)
してしまいました。
もしも、わたしの電話番号をお持ちでしたら、メールアドレスも新しく変更してしまいましたので、
ご面倒をおかけしますがショートメールで、お名前とメールアドレスを戴ければ感謝いたします。
もちろん、これで縁が切れてせいせいするぜとお思いの方は無視していただいて
結構でございます。
→「本命麦代餅、対抗かつら饅頭」の記事はこちら
→「読んだ本 2021年9月」の記事はこちら
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