<読んだ本 2023年11月と12月>
「やっと、“鬼レンチャン投稿”を完了したぞ!」
週に一回更新のブログに加えて、インスタグラムの投稿をスタートしたのが今年の春、3月15日である。 そしてある日、ご挨拶代わりに、全国の都道府県の画像の投稿することを思いついた。(仕事だけで行った沖縄を除く、46都道府県)
人間、何事も目標を持つのが大事というこっちゃ。ついに、11月30日、242投稿、492画像で、無事完了。12月からはゆっくりペースの投稿に変更しちゃったのだ。
ブログの長い文章にほとほと厭気がさすようなら、くれぐれも「温泉クンのインスタ」のフォローをお願いしますね。
「念仏寺にいく前に、ちょっとだけ寄り道していきましょう。この先にまだ紅葉している見ごろの樹があるので」
嵐山方面から来た人力車の車夫が、路地を曲がりながら載せているカップルに声を掛けたのを、私設の喫煙所みたいなところで煙草に火を点けたわたしの耳に飛びこんできた。
(え!? 紅葉の見ごろ?)
なんですと、と耳を疑う。
京都の紅葉は、だいたい勤労感謝の日の週あたりから三週間くらいである。つまり、いいとこ12月の10日前には終わって名残り紅葉がちらほら残るくらい。今日は既に12月15日だ。
「まさか、この時期にあんな綺麗な紅葉を観られるとは思いませんでした。素敵な記念写真も撮れたしホントありがとうございます!」
しばらくして戻ってきたカップルが車夫にお礼を言っている。
わたしは、まだ煙草を半分も吸っていないから、すぐそこの近さに違いない。吸いかけを灰皿に放りこむと行ってみることにした。
「本当だ、あったぞ! 見事な紅葉だ!」
しばらくの間、見とれてしまう。さすがプロの人力車の車夫だ、嵐山界隈に精通している。お陰で、思わぬ眼の保養をさせてもらった。
さて、11月と12月に読んだ本ですが、またも2カ月で7冊、本年度は累積でたった42冊だった。
1. ◎真夜中の密室 ジェフリー・ディーヴァ― 文芸春秋
2. ○せつない京都 柏井壽 幻冬舎新書
3.○旅屋おかえり 原田マハ 集英社文庫
4.○丘の上の賢人 原田マハ 集英社文庫
5.○楽園のカンヴァス 原田マハ 新潮文庫
6.◎カフーを待ちわびて 原田マハ 宝島社文庫
7.○あなたは、誰かの大切な人 原田マハ 講談社文庫
大好きなリンカーン・ライムの「真夜中の密室」。
ライムの宿敵である、あの「ウォッチメイカー」に匹敵するような強敵「ロックスミス」が出現、どんな密室でもひそかに忍び込むという怪人。久しぶりにワクワクする展開で、充分に楽しめた。
原田マハ著「あなたは、誰かの大切な人」。
なんとなく眼にとまった文章があった。
『ねえ、マナミ。人生って、悪いもんじゃないわよ。
神様は、ちゃんと、ひとりにひとつずつ、幸福を割り当ててくださっている。
誰かにとっては、それはお金かもしれない。別の誰かにとっては、仕事で成功することかもしれない。
でもね。いちばんの幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と
一緒に過ごす、ってことじゃないかしら。
大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする。
笑ってしまうほど単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが、ほんとうは、
何にも勝る幸福なんだって思わない?』
ふうむ・・・なんとなく、わかるなあ・・・。
→「読んだ本 2023年9月と10月」の記事はこちら
「やっと、“鬼レンチャン投稿”を完了したぞ!」
週に一回更新のブログに加えて、インスタグラムの投稿をスタートしたのが今年の春、3月15日である。 そしてある日、ご挨拶代わりに、全国の都道府県の画像の投稿することを思いついた。(仕事だけで行った沖縄を除く、46都道府県)
人間、何事も目標を持つのが大事というこっちゃ。ついに、11月30日、242投稿、492画像で、無事完了。12月からはゆっくりペースの投稿に変更しちゃったのだ。
ブログの長い文章にほとほと厭気がさすようなら、くれぐれも「温泉クンのインスタ」のフォローをお願いしますね。
「念仏寺にいく前に、ちょっとだけ寄り道していきましょう。この先にまだ紅葉している見ごろの樹があるので」
嵐山方面から来た人力車の車夫が、路地を曲がりながら載せているカップルに声を掛けたのを、私設の喫煙所みたいなところで煙草に火を点けたわたしの耳に飛びこんできた。
(え!? 紅葉の見ごろ?)
なんですと、と耳を疑う。
京都の紅葉は、だいたい勤労感謝の日の週あたりから三週間くらいである。つまり、いいとこ12月の10日前には終わって名残り紅葉がちらほら残るくらい。今日は既に12月15日だ。
「まさか、この時期にあんな綺麗な紅葉を観られるとは思いませんでした。素敵な記念写真も撮れたしホントありがとうございます!」
しばらくして戻ってきたカップルが車夫にお礼を言っている。
わたしは、まだ煙草を半分も吸っていないから、すぐそこの近さに違いない。吸いかけを灰皿に放りこむと行ってみることにした。
「本当だ、あったぞ! 見事な紅葉だ!」
しばらくの間、見とれてしまう。さすがプロの人力車の車夫だ、嵐山界隈に精通している。お陰で、思わぬ眼の保養をさせてもらった。
さて、11月と12月に読んだ本ですが、またも2カ月で7冊、本年度は累積でたった42冊だった。
1. ◎真夜中の密室 ジェフリー・ディーヴァ― 文芸春秋
2. ○せつない京都 柏井壽 幻冬舎新書
3.○旅屋おかえり 原田マハ 集英社文庫
4.○丘の上の賢人 原田マハ 集英社文庫
5.○楽園のカンヴァス 原田マハ 新潮文庫
6.◎カフーを待ちわびて 原田マハ 宝島社文庫
7.○あなたは、誰かの大切な人 原田マハ 講談社文庫
大好きなリンカーン・ライムの「真夜中の密室」。
ライムの宿敵である、あの「ウォッチメイカー」に匹敵するような強敵「ロックスミス」が出現、どんな密室でもひそかに忍び込むという怪人。久しぶりにワクワクする展開で、充分に楽しめた。
原田マハ著「あなたは、誰かの大切な人」。
なんとなく眼にとまった文章があった。
『ねえ、マナミ。人生って、悪いもんじゃないわよ。
神様は、ちゃんと、ひとりにひとつずつ、幸福を割り当ててくださっている。
誰かにとっては、それはお金かもしれない。別の誰かにとっては、仕事で成功することかもしれない。
でもね。いちばんの幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と
一緒に過ごす、ってことじゃないかしら。
大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする。
笑ってしまうほど単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが、ほんとうは、
何にも勝る幸福なんだって思わない?』
ふうむ・・・なんとなく、わかるなあ・・・。
→「読んだ本 2023年9月と10月」の記事はこちら
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