温泉クンの旅日記

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倉吉を歩く(1)

2009-05-31 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <倉吉を歩く(1)>

 三朝温泉から三十分ほど走ると、倉吉である。 鳥取県の中央部にある都市で、
江戸幕府のときは天領であった。

 倉吉の地名を初めて知ったのは、テレビドラマだった。
 たっぷりふた昔ほども前だから、出演者も脚本家もチャンネルもまったく覚えて
いない。ただ、その白壁の土蔵と小川にかかる橋がある風景だけはしっかりと記憶
に残っていて、いつか訪れてみたいと思っていたのである。

 わたしの記憶に残る風景は、調べるとどうやら打吹玉川地区にあるらしい。
 近くにある無料駐車場に行くとちょうど一台が観光がすんで出るところで、そこ
にうまく滑り込むことができた。
 駐車場のところにあった、大きな地図を頭にいれて歩きだす。



 すこし歩いて、曲がるとそれがあった。





 玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群だ。



 白い漆喰壁の落ちついた、風情のある町並みを歩く

 江戸や明治のころにに建てられた古い建物が多く、いかにも時間がゆっくり流れ
ているようだ。



 玉川に架けられた石橋。
 石橋の下の川には、まるまると肥えた鯉が悠々と泳いでいる。



 おもしろい顔をした犬の彫像があった。



 題名が「ひとまちいぬ」とは、なんとなく雰囲気がでている。


  ― 続く ―

  →「三朝温泉(1)」の記事はこちら

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