温泉クンの旅日記

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下駄鳴らし・・・

2012-12-28 | 俳句、なぁーんちゃって
  <下駄鳴らし>

 温泉街を歩くには、やっぱり浴衣に下駄がいい。もちろん冬季にはどてらも着用だ。
 カラン、コロン、からんころん。
 日本の正しい<風情>がそこにはあります。
 楽であり、転地効果も享受できるし、それに絶対、絵になる。

 手ぶらより、できれば手拭(タオル)や小銭入れなども忘れずに持っていくほうがいい。
 そうすれば外湯巡りなどにも最適、完璧だ。
 温泉バトルスーツの浴衣は脱ぎ着が簡単で、次の外湯に移動できる。
 のぼせたら冷たいラムネや牛乳も飲める。



 階段はオッケーだが、坂道の多い温泉地では下駄は注意が必要だ。

 一度、夕食抜きで有馬温泉に泊ったときにチャルメラの音がして、窓から覗くと夜泣き中華蕎麦のトラックが坂の下に止まっている。
 おお、ラッキー。大急ぎで玄関に行き下駄を突っかけると、坂道を猛スピードで駆け下りていった。

 からんころん、カラコロ、カラコロカラコロ・・・。
 下駄は急には止まれない。うわぁー、すいません! 誰か止めて!
 屋台を通り越しはるかに行き過ぎてしまった。
 転んだり、電信柱があったらきっと激突して、笑えない悲惨な結果になったかもしれない。
 そういえば越後湯沢温泉でもそんなことがあった。あのときは、車の往来が激しい通りに飛び出るところだった。オレってぜんぜん学習しないなあ。


   湯の町や からんころんと 下駄鳴らし





  →「伊香保温泉」の記事はこちら
  →「渋温泉外湯巡り(1)」の記事はこちら
  →「渋温泉外湯巡り(2)」の記事はこちら
  →「渋温泉外湯巡り(3)」の記事はこちら

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