温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

鎌倉行くなら江ノ電で(1)

2019-01-30 | 鎌倉点描
  <鎌倉行くなら江ノ電で(1)>

 JR東海道線の藤沢駅で降りると、改札南口から連絡自由通路を渡って小田急百貨店二階の右側にある江ノ電の藤沢駅に向かった。

 切符は、「一日乗車券のりおりくん」を六百円で購入した。購入当日なら何度でも乗降自由なだけでなく、沿線の飲食店や施設、お寺の割引特典もあるのだ。
 藤沢駅から鎌倉駅までの所要時間は約三十五分、総延長は約十キロと短いが沿線に観光スポットは多い。

 

 江ノ電は観光の足としてだけでなく、レトロな江ノ電に乗ることや電車自体が目的の観光客も多いのだ。
 江ノ島駅で降りる。

 

 海側とは逆に踏切の線路を渡り、交差点を右折して腰越駅に向かって歩いていく。距離にして七百メートルたらず、ここは電車を降りてぜひ一度は歩いてほしい。

 

「江ノ電」と呼ばれることが一般的となっているが、正式名称は「江ノ島電鉄」である。その江ノ電だが、江ノ島駅から腰越駅の一区間だけいわゆる路面電車に変身する。
 この区間が好きな鉄道ファンは多いだろう。わたしも鉄っちゃんではないがその一人である。

 電車が近づくと、掲げられた大きな電光掲示板に「電車接近」と表示される。



 昭和がうっすら残る町並みのど真ん中を、いかにもの雰囲気ある江ノ電がすぐそばを走り抜けていく。

 

 

 日本で唯一、一般道路を車と同じ路面を走る貴重ともいえる鉄道で、いつまでもこのまま残って欲しいと思う。途中、町中に飛び込みたくなるような喫茶店をみつけたのだが、次回の楽しみにとっておくことにした。

 

 腰越駅に着き、電車を待っていると先に左側から藤沢行きが入ってきた。

 

 江ノ電は全線が単線で、駅の数はたった十五しかない。それにしても、日中に十二分間隔できっちりと運転されているのは素晴らしい。

 

 ほどなく同じ駅、同じ線路に、右から鎌倉行きの電車が入ってくる。いつも複線を乗っているわたしはなんとなく奇妙に感じてしまう。

 


  ― 続く ―
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読んだ本 2019年1月 | トップ | 峩々温泉(2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鎌倉点描」カテゴリの最新記事