肘折温泉のメイン通り、ほぼ中央に建つ湯治の宿。
ここは自家源泉を所有しているので2度目の訪問となる。
玄関で声をかけても誰も出てこないので柱にある呼び鈴を押す。
骨折でもしたのか腕を吊った若旦那さんらしき人が出てきた。
「あら、どうしたんですか?その手」
「いえ、ちょっと・・・」
まったくぅ、すぐに余分なことを聞く悪いくせ。
そのせいか無愛想だった。
玄関を入ったすぐ左側のお風呂に「女性入浴 . . . 本文を読む
肘折温泉の共同浴場「上の湯」と同じ源泉を使っている唯一の宿。
玄関で声をかけるとそこの娘さんらしき若い女性が出てきた。
日帰り入浴をお願いすると心よくお風呂まで案内してくれる。
入浴料は300円。
廊下を進み右に曲がると浴室。
「こちらが共同浴場と同じ源泉のお風呂です、暖簾を変えておきますからゆっくりどうぞ」
青い暖簾がかかっていたのを隣の赤い暖簾と取り替えてくれた。
若いのに何とよくできた感じ . . . 本文を読む