能代市・ラーメン十八番

能代を走っているとラーメン屋さんが多く目につく。
そば屋なるものは全く見かけない。
ラーメン好きの息子に連れられて、
最初「もと」というお店に行ったが定休日だった。

そこで能代駅にほど近い「十八番」というお店へ。
お店から少し離れた駐車場には５台程しか止められない。
満車なのでしばし待つ。

知らなければ通りすぎてしまいそうな地味な建物。
「路上駐車の方にはラーメンを出さない」というような貼り紙。



やっとお店に入ると待っている人が５、６人いて暑い。
またもや、しばし待つ。

ガラス越しに中をのぞくとテーブルが４つで満員。
すると奥から出てきたお客さんが「座敷はガラガラだよ～」

そこで靴を脱いで上がると、和室に長いテーブルが２つと広縁に１つ。
おのずと相席になる。
この距離で他人と向かい合わせで食べるのはイヤだな～
今回は目の前が息子なのでＯＫ。

しょうゆ・みそ・塩ラーメンの３種。
量は並・中・大。
厨房に行き、名前を告げてラーメンを注文する（息子が）
硬麺で！と頼むのがコツとか。


こんな貼り紙もあった。
「うるさくする子供はご遠慮下さい」


お水は入り口の給水器から自分で持ってくる。



多分、１０分くらい待った。
名前を呼ばれると自分で取りに行く。
醤油ラーメンの並、６２０円也。


とても細い縮れ麺。
何と、レモンが浮いていてビックリ！
濃い色のスープだが味は濃くはなく美味しい。
チャーシューも軟らかで美味しい。
あっという間に完食。


夫が残した塩ラーメンのスープを飲んだらとっても美味しかった。
今度、もし来る事があったら間違いなく塩ラーメンだ！


息子の味噌ラーメンは私的にはイマイチ。
久々に美味しいラーメンを食べた。

食べ終えたら自分で器を返しに行くのだ。
初めての人は戸惑うのではないだろうか。
様子を見ているとみなさん「勝手知ったる」お客さんばかり。

しかし、このお店は商売気がない。
週に４日しか営業しないし、それも３時間だけ。
土日祝日は休みときている。

そして、この日のように奥の座敷が空いていても、お客に「座敷にどうぞ～」とも言わない。
何度も通っている息子だが座敷がある事を知らなかったらしい。


午後１時４０分、私達が出た直後「品切れ閉店」の札が出された。


ラーメンのスープにはナッツが入っていたらしいが気が付かず・・・



能代市追分町２－５０
電話　０１８５－５２－７５３５
１１：００～１４：００
定休日　水・土・日・祝