おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

岩出山 いろは食堂本店

2017年03月07日 | ラーメン
この食堂の名前はもう10年以上前から知っていた。
お昼時に岩出山を通過する事もないし、おっかないおばちゃんがいると聞き足が向かなかった。
しかし、話の種として一度行ってみようじゃないの!

呼ばれるまで入るな!
座れと言われるまで座るな!
聞かれるまで注文するな!
 
以上の3つを守れば大丈夫とネットの書き込みで知った。


ナビを頼りに行って来た。
着いた所に食堂らしきお店はない。
ただっ広い空き地に車が数台止まっていたので聞いてみた。



「そこですよ!」と言われてもそれが食堂とは思えない建物。
その建物の横を進むと「いろは」と書いてあるがここから入るのではない。
ぐるり回り込むとガラス越しに中が見えた。
すごい数のお客さんの姿!!!



向いの建物前に長いイスが2つあり多くの人が待っている。
平日の12時45分だというのに12人。
この写真は帰りに撮ったもの。



おばちゃんが店から顔を出し、よく通る声で、
「何人?」
「入っていいよ~」
が続く。

さて次が私たちだ。
「なんに~ん?」
「2人です」
「いいよ~入って!」

呼ばれてやっと店内に。
しかし勝手に座ってはいけないというお約束なので立って待つ。
「あそこに座って!お兄ちゃん2人いる所ね~」
若いサラリーマンと相席。

お水はセルフで持って来る。
お水飲みながら注文を聞かれるのを待つ。
やっと聞かれたので「特製ラーメン2つ」オーダー。


見ているときちんと順番通りだ。
しばし待ってるとお新香とお箸を持って来て
「この次だからね~」
お新香が来ると間もなくという合図らしい。



やっと運ばれてきた「いろは特製ラーメン」1000円也。
お肉が1枚ど~んと乗っている。
このお肉が軟らかで美味しいのだ!
麺は細くてまっすぐ、けっこう長い麺だ。
スープは濃い目。



モンペを履いていろはと書かれたTシャツのおばちゃん。


怖いとかお客に怒るとか聞いていたので少しビクビクしていたが違った。
テキパキと客をさばき、気持ちがいいとさえ思う。
順番も注文した物もしっかり覚えていて次々とさばいていく。

空いたイスに荷物を置いてる人には
「荷物はイスに置かないでちょうだ~い」
混んでいるお店では常識的なこと。

いったん座った席を再び移動させられる人もいたが
「ごめんね~あそこの席に行って~」

入った時は全部埋まった状態だった店内も1時をすぎると空いてくる。
高校生が3人入ってきた。
「お兄ちゃんたち荷物があるね、じゃぁそっちに座って!」
と、小上がりの席を案内。

なんだ、優しいじゃない。
全然おっかなく無いよ。
私はすばらしいと思った。

お金を払って帰る時には
「ありがとうね〜」


車に乗ろうとしてる時、厨房から出てきたお兄ちゃんが終了の札を出した。
13時35分だ。


ただ、そのラーメンは私には油っこすぎてダメだった。
その日は夜まで喉がかわいた。
しかし、あの揚げたお肉は美味しかったな~
夫は気に入って又行きたいと言う。


大崎市岩出山字二ノ構30-1
営業時間 11:00~なくなり次第終了
不定休
3月の定休日 7・17・27日





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2 コメント

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Unknown (デビャ)
2017-03-07 21:16:57
おんせんたまごさん,こんばんは~。
この前、私も初めて行きました。怖い怖いって聞いていたので,興味半分で行ってみたのですが・・・
逆に,ちゃきちゃきと店を仕切りつつ,お客さんを気遣ったり,きちんと「ありがとうございました。」というあいさつはしっかりしていたり,普通のことをしていたなって思いました。
最近,コンビニやスーパーに行くと,「ありがとうございました。」「いらっしゃいませ。」の当たり前のあいさつがない店員さんもいて,違和感を感じていただけに,このはっきり明快な接客に,スッキリして帰ってきました。

ちょっと脂っぽいけど、美味しいラーメンにも満足でした。
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Unknown (おんせんたまご)
2017-03-07 22:46:59
デビャさん、こんばんは。
デビャさんのブログでここの事も拝見してました。
人の噂とは全然違っていて拍子抜けするくらいでした。
感動さえ覚える接客だと思いましたよ。

ラーメンは私にはイマイチでした。
、言うよりか一日中喉が乾いていました。
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