おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

真湯温泉 温泉交流館

2014年07月17日 | 岩手県の温泉
一関市郊外の真湯温泉。
一関インターから30分弱で行く。

2008年の岩手宮城内陸地震で大きな被害を受けた温泉だ。
地震の影響で源泉が枯渇したが2年前に温泉供給が復活。
その名も新しく「真湯温泉センター・温泉交流館」として営業中。
一関市の公営施設だ。

4年前に訪れた時とは全く違った建物になっていた。
木の色も新しい明るい館内に親切な受付の男性。
入浴券は券売機で購入して受付に渡す、600円也。


建物の外観は大きく変わったが浴室は以前のままのようだ。
脱衣室も明るく清潔。
洗面台にはドライヤーも完備。
扇風機がありがたい。



内湯の写真を撮ったつもりだったが無い・・・
洗い場の数も多くシャンプー類完備。


内湯には2つの浴槽があり、小さい方は温くて大きい湯船は42度くらい。
循環の穴があったのですぐに出て露天へ。


ドアを開けてすぐ露天風呂だ。
アレッ?赤茶色の湯だ!
確か、前に来た時は透明のお湯だったなぁ~
「露天風呂で石に気をつけてください」受付での言葉の意味がわかった。



赤褐色の透明度10センチくらいのお湯。
鉄分の色の割には鉄臭は薄い。
41、2度の適温でゆっくりお湯を楽しめる。
目の前にはブナの林が広がっていてきれいだ。
露天の縁に腕を置いてお湯に浸かりながら緑を眺めて森林浴。





「アッ、そこに毛虫!」
石の上にいる毛虫を一匹友人が見つける。
騒ぐだけなので近くにいたご婦人がお湯をかけて取り払ってくれた。
「ブナの葉っぱの裏側にも一匹いるよ!」と言うので奥に移動。


やはり、色の付いたお湯は温泉らしくて好きだ。
露天だけに長く滞在したがそろそろ上がる。


ゆっくりと昨年リニューアルしたという館内を探検。
休憩室も2箇所にあった。





食堂は明るく厨房の中も見える。
カウンターには冷たいお水と温かいお茶が用意されている。


食堂のメニューを見るとうどん類が450円とお値打ち。


そしてトイレではなく「化粧室」という文字。
本当にお化粧するための部屋だ。
高級なコットンが置いてあったが私達には無縁の部屋だ。



帰る時に受付で好感度高い男性職員さんと少しお話をさせていただく。
露天も内湯とも温泉で、加水加温なしの源泉掛け流し。
内湯だけゴミを取り除くために循環併用しているとの事。

毛虫の話をしたら謝りながら、先日葉っぱについてる毛虫をたたき落としたばかりとか。
別に謝らなくてもいいですよ~それが自然だもの。。。

このきれいな施設で休憩付き600円はお値打ち。
私達も雨が降った時はここで1日過ごそうよ!
でも、雨の中を仙台から1時間半かけて来ないでしょ!


近くには数年前の岩手宮城内陸地震で壊れた祭畤大橋が震災遺構として保存されている。
 


露天風呂
カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉
53℃ PH7・1 

内湯
真湯3号泉
写真撮るのを忘れて成分表なし。



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2 コメント

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Unknown (デビャ)
2014-07-17 23:53:39
このあたりは,旦那が一ノ関に勤務していたころよく通っていて,岩手内陸地震があった一週間前にはまつるべ大橋を通っていました。(ブルブル)

真湯温泉は,むかし渓流沿いに3人サイズの小さな露天がありましたよね。お湯センターより静かで,よく子供と一緒に入っていました。お湯も透明でした。

去年行ってお湯が赤茶色だったので驚きました。休憩込みで600円とはお値打ちですね。知りませんでした。あまり混雑していないのでゆっくり休めそうです。
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露天風呂 (おんせんたまご)
2014-07-18 11:10:43
デビャさん、昔の小さい露天風呂をご存知なのですね~
あの露天は気に入っていました。

私も今回、温泉に色がついててビックリしました。
600円で1日いられるのですから、家から近かったらしょっちゅう行くと思います。

帰りにまつるべ大橋を見て来ました。
本当にすごい地震だったと実感します。
一週間違いでブルブルですよね。
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