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日本秘湯を守る会のお宿。
山小屋風の新館と昔からの本館、そしてロッジ風の三棟の離れからなる木造の旅館である。
車を見つけるやすぐに出てきて駐車場所を指示してくれる。
新館二階の洋間は想像以上にステキだった。
早速、新館のお風呂へ行く。
内湯は「ぬるめ」・「熱め」の二つの浴槽がある。
ぬるいお湯の方がクリーミーな白濁のお湯で温度もちょうど良い。
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ほんのり硫黄の香りがする。
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熱い方は透明感のある水色っぽい白濁のお湯、熱い!
二本の管から源泉と水が浴槽に落ちてくる。
8対2くらいの割合だと思うがぬるい浴槽にはそれがない。
どこから投入されているのかお湯はあふれている。
洗い場にカランは3つ、お水だけである。
お湯は左右に二箇所にある木槽に新鮮なお湯があふれているのでそれを使う。
内湯から出たところに露天風呂がある。
お湯はやや温め、透明だが白っぽい水色である。
紅葉を始めた山を見ながら冷たい風に吹かれのんびりできる。
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内湯には自然蒸し風呂(サウナ)もある。
本館にも半露天と露天の二つの浴槽がある。
部屋数の割りにお風呂が多いので他人とめったに会わない。
ほとんど貸切状態であった。
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八甲田で一番の湯量を誇る温泉である。
夕食は新館一階の、これまたステキなおしゃれな広間でいただく。
何と、お給仕の青年は外国人だった。
お料理はステキな器に少しづつ盛られた上品なものである。
天ぷらは近くの山で取れたというミズタガラシ、マスタケ等の初めて聞く名前の物や天然マイタケ等でとても美味しかった。
定番の岩魚の塩焼きも美味しい。
生ビール
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全部美味しいのだが量的にやや不満(私が大食いなのかも)。
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先ほどまでお料理を運んでいたご主人がテーブルを回ってご挨拶される。
朝食もステキな器に少しづつおかずが入っている。
納豆などはほんの少しだけ、大さじ一杯分というとこか・・・
みんな、誰一人として残す者はいない。
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本館玄関の売店には食事に使われたオシャレな茶碗、湯のみ、はし置き、お箸など売っている。
あの小さい箸置きが1個600円。
いいお値段である。
館内は清潔できれいだし、お料理は美味しい、温泉はゆったり入れる、みなさん感じがいい。
また、泊まりたい宿である。
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ついつい、有名な酢ケ湯や谷地、蔦の湯の方に行ってしまいます。
温泉たまごさんのレポートを拝見し、こんなにいい温泉、センスあるお宿だったなんて。
いつか泊ってみたいです。
お湯も良いし、人も良いです。
一万円くらいで泊まれる本館もありましたが奮発して新館に泊まりました。
女性用の露天は眺めが良くなくて可愛そうです
男用は2つで、段になってましたが「どっからでも見てください」と、ばかりな
チョーオープンな露天でした。
私的に残念だったのは、お風呂の造りがコンクリと
石だけだった事。
秘湯の宿らしく、1つ位木の湯船が有って欲しかったです
木の湯船に結構こだわってます
それで鉄平石というので作っているという事です。
確かに、木のお風呂って落ち着きますよね。
それに「秘湯!」っていう気がします。
温泉情緒を守っていくかの、お宿の方針の違いが出てきているんだと思います。
硫黄泉(硫化水素型)でも青森ヒバとかヒノキを使っている所は沢山ありますから
少し「木の湯船」に、こだわり過ぎですかね(涙)
お陰さまでこちらの情報が役に立ちました♪
外国人のスタッフはニュージーランドからワーキングホリデーで来ている「キロ」さんという方だそうです。
10月のお泊まりが楽しみです。
猿倉のお料理、足りましたか?
今回は夫と行くので追加料理頼まなきゃと思っています。
しっかし、猿倉、やっぱいいですね~~~~~~。
コメントできないんですね(泣)
あのブログ見てたら下風呂温泉に活きたくなりましたよ。
遠いからきっと先になると思うのですが、まるほん旅館いいですね~。
HP見たんだけどあったかな感じを受けました。
時々は遊びに来てくださいね。