大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

医は仁術なり

2011-03-06 | 日記
真冬に逆戻りの大荒れ金曜日。乳(冬)離れできずにいるわたしに「これっきりだよ」
と、冬が乳房を含ませてくれた。「うん」とコブシで涙をぬぐう。胸の奥がツンとした。
かあちゃんが本気で吹き荒れる様は、ホントウーに力強いな。
冬から勇気を手渡されて、また今年も春を迎える決心をする。
薪小屋もガラガラになってきた。 ほんとうに、冬が終わる。

「最近、横腹が痛い。肺の状態が悪化したのかも・・札幌の病院に連れて行ってほしい」
静さんから要請がきて、昨年9月に肺のカメラを飲んだ総合病院に行き検査を受けた。
町内唯一送迎付きの病院の先生は、忙しすぎて患者の顔をみる余裕無く、
カルテの数値だけ見て、極論言ったり、不安を訴えても取り合ってもらえなかったりのピントはずれで、
とうとう愛想をつかした静さんが担当医の判断を無視して、紹介状持たずに予約を取り付け直談判。
札幌の病院の若いN坂先生は、結局静さんに押し切られて苦笑いしつつCT検査をしてくれた。
「あれーーーー 永野さん、9月の検査で潰れて白くなってたところ、きれいに治ってるよ!驚いたなーー!!」
「ほんとだ!」 パソコンの画面に写し出された肺の映像を見ながら 静さん拍子抜け。でも、安堵。
N坂先生も本当にびっくりした様子で喜んでくれ、「永野さんこんどは長沼の先生に相談してから来てくださいね」
「実は・・」と静さん、ひとしきり不満を赤裸々に告白し、ようするに「あそこはもうヤダ」ってこと一同心底納得。
N坂先生と二人の看護師さんにも、腹の中をきれいに聞ききってもらい、静さんの肺も心もすっきりしゃっきり。
「一人でいると、暇だから余計なことばっかり考える。ああ 今日来てほんとーーーによかった 安心した、うれしい  」
ひとの健康って、からだばっかりじゃないってわかっていたけど、あらためて実感した。
もっともっと、相手に寄り添わないとなかなか見えてこない、底にある悩み、苦しみ 喜び。。。。。。
 ふと、(あの夫にも悩みとか苦しみ あるのかな?) と はじめて思う自分を確認し 己の成長を感じた。


僕の名前をつけて 

大分 なずなの塩 塩場


海水の塩分濃度は約3%
これを 15%位まで 濃縮したものが 冠水で
冠水作りの装置で 風と熱で水分を飛ばします



冠水を釜で炊いて 塩にします



出来た塩を釜からでします


こちらは 冠水をハウスの中で 濃縮します
真夏で 約1~2ヶ月くらいで出来ます


出来た塩から 不純物を取り除きます
根気のいる仕事 (私には勤まりません)

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3 コメント

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行きたかった・・・ (くう)
2011-03-11 09:51:25
ひわちゃんち 行きたかった わたし・・・

ひわちゃんちの空気 次にいったときは

鼻からいっぱい吸わせて欲しいと切にねがいます。。。。

ヤギの名前 力(りき)って
いかがでしょうか

女の子なら 梅うめ
っていかがでしょうか

勝手に思ってみた

またあえる日を楽しみにしております・・・
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くうちゃん会いたかった (ひわ)
2011-03-12 07:06:30
ヤギの名前ありがとう。男の子だから力かね。うふふ。                  今私たちは倉敷のホテルでテレビを見ています。地震の状況を確認しながら何とか明日の父の一周忌の法事にたどり着くことをかんがえているのですが・・・・


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私たちは今 (とうちゃん)
2011-03-12 07:15:33
広島に居るとき 今回の地震を知りました。
11日から倉敷に来ましてPCを借りて投稿しています。
電話が通じない状態なので このコメント版に投稿してもらうか、メールアドレス ookinakabu@gmail.com
にて連絡を取れればと思います。
よろしく
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