大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

美味しさ光る 「わら納豆」

2013-04-15 | 食生活
 わら納豆の美味しさの秘密
  納豆をお買いもとめいただきありがとうございます。食べていいただいたあなた様に
 美味しさの秘密の一端をお知らせします。
  第一に大豆です。納豆は、大豆と納豆菌、容器から出来ています。大豆は農家さんと
 勉強会開いたり栽培の施肥設計について学びあいます。大雑把に無農薬とか、減農薬
 とかではなく、なんと言う肥料を一反当たり何キロ撒くというところまでつめていきます。
 そのあとの天候による生育状況を見て、それぞれ対処していきます。だから違うんです。
 当社の大豆は生で食べてエグミがないんです。
  二つ目に。このわらは国産の藁を使っています。それも背丈の低いあきたこまち等の
 藁を使い直接大豆を包んでも乾かないようしっかりしたものを使います。この藁を確保するのが大変なのです。
 藁屋さんに聞きましたら、米の刈入は殆どコンバイン収穫で10㎝に切られているので、契約してとっておいて
 もらわなければならないからです。この藁の中に青い藁が2~3本入っていたかとおもいますが、これは福岡県
 の土作りからこだわったイグサです。このイグサを入れることにより、わら全体のバランスを整え、空気の流通
 を良くし仲間で発酵を促しています。納豆に香る、藁独特の香りをお楽しみください。
  三つ目に環境です。環境には発酵室を始め工場全体を生き生きとしたものにします。発酵室を始め工場全体をに
 小鳥のCD流しています。自然から生まれた納豆だから、より自然に近い環境で生育させたいので。
  それに水。活性水使って本来の納豆の働きをさしているのです。又、納豆菌はわらに生息していた、自然にいる
 菌です。藁を蒸気で殺菌しそこに純粋培養した納豆菌だけを接種します。なぜ元々いるのに一回殺菌するのかと
 いうと、悪玉菌を殺さないと食品として安心して提供できないからです。
  一番大事なのが製造者つまり私の姿勢。これに気付くのに何年もかかりました。未熟者なので。姿勢を正すと、
 つまりお客様の健康のことだけ考えて製造すると違うんです。納豆菌の動き。驚きますよ、単に要素の組み合わせ
 だけではないのですね。食品は。
  好き勝手なことを書きましたが、日本の大豆の95%は輸入です。遺伝子組み換え大豆の問題も現実的に迫って
 きています。
 北海道の農業の活性化のためにも、納豆作りを通して、お客様と農業者とのより良い関係を築きたいと考えています
                                           道南平塚食品株式会社

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