大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

おやつ

2013-07-01 | 食生活
  穀物菜食のおやつで甘さを楽しむコツ
   糖質の多い素材を利用
   植物の根や種や果実には、でんぷんや果糖などの糖質がたくさん蓄えられています。
  糖質は、次のいのちを育むためにはなくてはならない養分だからです。
   でんぷんは熱を加えると糖質に分解されます。お米をご飯に炊いたり、サツマイモを
  蒸すと甘くなるのはそのためです。また、でんぷんは唾液に含まれる酵素でも分解され
  ます。でんぷんの多い素材を加熱調理し、よく噛んで食べると、自然な甘さを十分に
  楽しむことができるのです。
   根っこのものではレンコンや葛にでんぷんが多く、イモ類ではサツマイモ、里芋、じゃがいもの順となります。
  果菜では、南瓜がその筆頭。種ではお米や麦、豆、トウモロコシなどにたくさんでんぷんが含まれています。
   又、くだものには果糖がたっぷりなので、そのまま甘いおやつとして楽しめます。
  塩で甘さを引き出す
   穀物や野菜には、素材の数だけ甘さがあります。糖分だけの白砂糖とは違い、いろいろは養分が作用しあい
  ますから、相乗効果のある深い甘さになるのです。
   その多種多様な甘さをさらに際立たせてくれるのが、微量の塩です。塩の力が甘みをキリッと引き締め、メリハリ
  の聞いた美味しい甘さにしてくれます。
  生地にひと工夫
   ケーキやパン、クッキー、おまんじゅうなどの生地に、南瓜やさつまいも、人参、りんごなどを練り込んでみましょう。
  ほのかな甘みと、きれいな色味の両方が楽しめます。
   又、野菜やくだものを粉に混ぜることで、天然酵母を使わなくてもけっこうしっとりした焼きあがりになります。
  くだものの甘さを借りる
   ドライフルーツや果汁をうまく使いこなしましょう。
   レーズンや干し杏、干し柿などには、おひさまの力で甘さやコク味が濃縮されています。粉やご飯やソースに
  混ぜたり、柔らかく水煮したものは、そのまま甘いジャムに早変わり。もちろん、トッピングにも大活躍です。
   また、素材を煮たり葛を溶くときに、果汁を水代わりに用いると、甘くふんわりした仕上がりになります。
  果汁100%のリンゴジュースが何にでも合います。

                           からだの自然治癒力をひきだす「おやつ」大森一慧箸 より

  

番い?の鴨が ゆったりと 日向ぼっこをしている いいなあ~

        
         田んぼから 西に見える山にはまだ雪が見える
 

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