1997年の三井三池炭鉱閉山のころ、焼却処分寸前となっていた三池争議の刑事裁判資料が、巡り巡って大牟田市職員退職後のボランティア作業で整理され286冊の目録として完成されました。作業をされた方は2人。大原さんは2011年3月退職後、週3回通って作業をされ、同年の8月からは同期の豊武さんも2年間手伝っての作業でした。今後は大牟田市立図書館に保管され、閲覧もできるそうです。大原さんは「いろんな角度から三池争議を研究する人たちの資料となると思う」と話されています。
(下:2014年9月30日朝日新聞・堺謙一郎「三池争議の刑事裁判記録 処分免れた286冊に目録」より)