大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

認知症の散歩~見守り靴開発・販売

2016年04月10日 08時42分50秒 | 日記
 「認知症の徘徊行動」が散歩やそぞろ歩きと言い換えられ、<見守り>が大切なことがわかってきました。しかし、認知症で行方不明になったり、交通事故にあったりする事案が増え、<家族だけで見守る>ことの限界も問題となっています。そうした中、熊本で「認知症の人が行方不明になるのを防ごうと、衛星利用測位システム(GPS)を使った靴用の位置情報特定商品が開発、販売されている」そうです。「従来の装置を靴に組み込むタイプと異なり、中敷きに内蔵し、履き慣れた靴に活用できるアイディアグッズ」です。「九州地区の販売拠点『ハートフルサポートかむろ』(熊本市)の禿(かむろ)正典代表(58)は『認知症の人の徘徊を、気ままに出掛ける<そぞろ歩き>に変えられたらうれしい』と話」されています。又、禿さんは「いかに早く、安全に保護できるかが重要」とも強調され、「『24時間目を離せないという家族の緊張感の緩和に役立ててほしい』と利用を呼びかけられて」います。「料金は8万円(2年契約)分割払いでは月額3650円」だそうです。連絡先として禿さん携帯:090-1771-8863が掲載されています。こうしたグッズの開発は「介護の大牟田方式・地域見守り」の定着と相まって一層の効果が発揮されると思います。
(下:2016年4月4日西日本新聞・国埼万智「認知症見守り足元から 靴の中敷きにGPS内蔵 熊本に販売拠点『家族の負担減』に」より)