大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

海の<ブルーカーボン>力に注目

2019年05月07日 05時17分06秒 | 日記
 地球の温暖化状況が各地で問題になっています。そうした中、「海草や藻類などの海の生物が、光合成で吸収する二酸化炭素(CO2)《ブルーカーボン》が注目されている」そうです。「森林が取り込むCO2《グリーンカーボン》の海洋版で、森林より多くのCO2を吸収するとの研究報告があり、地球温暖化対策として活用を探る国も出てき」ているそうです。「ブルーカーボンは2009年、国連環境計画(UNEF)が提唱した」もので、「海は大気からCO2を吸収しており、アマモやコンブといった海草や藻類は海中でCO2を取り込む」メカニズムがあるそうです。海の力はすごいです❗2月には福岡市で「博多湾シンポジウム」が開催され、国土交通省国土技術政策総合研究所の岡田知也-海洋環境室長の講演と各地の取り組みが報告されています。講演では「日本は四方を海に囲まれている上に湾が入りんでいるため、海岸線の総延長が世界6位の約3万5千キロに上りCO2削減に期待が持たれる」ことや、「藻場や干潟にはブルーカーボンだけでなく、魚介類を育てる食料供給、海岸侵食の防止、観光に代表される親水など多様な価値がある」などが提起されています。観光地でもある「マリンワールド海の中道では「近隣の志賀島沿岸からアマモの苗を館近くに移植し、藻場を増やす活動」をされているそうです。「福岡市漁業協同組合伊崎支所の半田孝之運営委員会会長は」博多湾のごみ状況が深刻化していることをレポートされています。「海岸線の海草や藻場の価値を見直し」、身近な海や川を汚さない事が大事ですね。
(下:2019年2月20日西日本新聞-河野賢治「海草や藻場の価値を見直す 《ブルーカーボン》で温暖化防止 生態系も豊かに 藻場づくり粘り強く 福岡市で博多湾シンポ」より)