大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

信号電材、国登録文化財へ移転

2019年05月26日 05時06分15秒 | 日記
 「国内信号機の約3割のシェアを持つ大牟田市新港町の交通信号機のメーカー《信号電材》が、国登録有形文化財の旧三池炭鉱三川電鉄変電所に本社を移転」するそうです。何故でしょうか?「同社の旧社屋に隣接した旧変電所は1909年築で、2棟並ぶ様式の平屋(延べ床面積462平方メートル)。三池炭鉱閉山後に電気工事会社『サンデン』が解体の危機を救おうと98年に買い取り、修復して社屋として使ってきた。2000年12月には国登録有形文化財に。本社を移転するサンデンから購入を打診された信号電材が、歴史的建造物保存の意志を継ごうと引き受けた」とのことです。「110年の歴史を刻むれんが造りの外観はそのままに、内部はモダンなデザインのオフィスにリニューアル」されてるそうで、「外観はいつでも見学可」だそうです。 「糸永康平社長は『元号が替わる節目の年に新社屋を移転し、第2の創業の気持ちで長く使っていきたい』と社業発展の志を新たに」されてるそうです。
国登録有形文化財を維持保存しながら実際に使って行くというのは大変だったことでしょう。歴史的建造物が生かされ大切されて良かったです。
(下:2019年5月10日西日本新聞-吉田賢治「信号機メーカーの本社に 国登録文化財 『旧三池炭鉱三川電鉄変電所』大牟田市の信号電材 外観維持し内部一新」より)