大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

<よかまち>シリーズで大牟田紹介

2019年05月28日 05時20分11秒 | 日記
 朝日新聞の<よかまち>シリーズの7番目として大牟田が取り上げられました。大牟田といえば三池炭鉱の町。その1は、56年前の三池炭鉱炭塵爆発の地-三川坑跡に訪問されています。この爆発のあった跡でガイドをされている新原さんが登場されています。新原さんは「鉱夫として、地下の作業場で事故に遭遇しながら奇跡的に生還」されたのですが「救出されたのは、8時間経過した夜の11時過ぎだったので、掲示板の死者一覧に私の名前もありました」と話されてます。「その体験をガイドとして伝え」ながらも「今も一酸化炭素中毒で苦しむ仲間のことが頭をよぎり、複雑な気持ちになることも」あるそうです。「だが、一人でも多くの人に伝えるため、できるうちはガイドを続けるつもり」だそうです。「炭塵爆発に三井三池争議。三川坑が背負う歴史はいわば<日本の経済成長の影>の部分。ガイドたちは『それも忘れてはならないこの国の歴史だ』として語り継ぐ努力を続ける」とのことです。これまで三川坑跡は何回か行きました。次回はぜひガイドさんの案内で巡って見たいと思いました。
(下:2019年5月19日朝日新聞-森川愛彦<よかまち>大牟田その1「炭塵爆発 生還者が語り継ぐ 三川坑跡<憩い-鎮魂の場に>」より)