「一昨年夏の九州豪雨で発生した流木を再利用した堆肥をJA糸島(糸島市)が開発」されたそうです。「流木は大部分が破砕され、火力発電所の燃料として使われているが、JA糸島-園芸センター《アグリ》店長の古藤俊二さん(55)が少しでも大地に返し循環させようと業者と研究の末、堆肥化した」とのことです。どんな堆肥でしょうか?「新たに開発した堆肥は、流木を大牟田市の業者でチップ化し、佐賀県神崎市の製造業者に運び糸島産かき殻石灰を加えて、ミネラル豊富で残留農薬の恐れもない堆肥に仕上げた」とのことです。各地の良いものが繋がって出来上がっているのですね。「商品名は《よか堆肥くん》。色は真っ黒で、森の腐葉土のようなにおいがする」そうで、良いですね‼「40リットルで435円。古藤さんは『値段は少し高いが、復興を後押しし、燃やすだけではなくリサイクルを進められる』と話」されています。古藤さんは同じ九州豪雨災の土砂崩れで「農地などに流れ込んだ真砂土(まさど)」を使って「培養土を開発」されています。それに続く開発です。※アグリ 電話092ー327ー2740
(下:2019年4月24日 西日本新聞-日高三朗「流木再利用し堆肥に JA糸島の古藤さん開発」より)
(下:2019年4月24日 西日本新聞-日高三朗「流木再利用し堆肥に JA糸島の古藤さん開発」より)