大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「『ヒロシマ』ロシアに届け」

2023年01月15日 05時22分15秒 | 日記

 「戦禍のウクライナから3歳の娘を連れ、姉を頼って福岡県田川市に避難したエカテリーナ・チャプリンシカさん(31)さんが広島を訪ね、ロシア語で核兵器の恐ろしさを伝える動画を制作、交流サイト(SNS)で配信を始め」られたそうです。「きっかけは、核の使用をちらつかせたプーチン氏の言動。ロシア国内では『容認』の声も聞かれるようになり、『好戦的な世論に押され、本当に使うかも』と不安に駆られた』」そうで、「被爆地の悲劇を、ロシア人こそ知ってーー」と動画を配信されています。
 「ロシア語の字幕も添える動画編集は娘を寝かしつけてから夜中に作業し、約1週間で完成。動画投稿サイト〈ユーチューブ〉とフェイスブックで配信」されてるそうです。
 「当初の反応はウクライナ人ばかりだったが、12月になってロシア国内からとみられる感想の書き込みが増え、『核で脅すとは卑劣』『ウクライナは強大国なのに・・・』などプーチン氏に批判的なコメントが寄せられるようになった」そうです。
 「『同胞を殺したロシアは憎い。でもそこに生きる一般のロシア人の良心を信じたい。平和を願う気持ちはみんな同じだから』。取材でそう語ると、涙が頬をつたった」とのことです。〜ほんとに辛いですね。避難生活大変でしょうに、こうした取り組み、、、「被爆地の悲劇『今こそ学ぶ時』」というエカテリーナさんの思い、ロシアの人々の良心にきっと響くと思います。
(下:2023年1月4日 西日本新聞〈核なき時代を〉欄-吉川文敬「田川に避難のウクライナ人、動画配信『ヒロシマ』ロシアに届け 被爆地の悲劇『今こそ学ぶ時』」より)