大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「臼杵市ズレた【男女共同】」

2023年01月16日 05時22分54秒 | 日記

 「大分県臼杵市が地元に伝わる民話の主人公、吉四六(きっちょむ)さんの妻「おへまさん」を市民の理想像に掲げて策定された【男女共同参画基本計画】に疑問が出」されているそうです。出したのは一人の大学生、どういった内容でしょうか?
 「臼杵市は【男女共同参画基本計画】の〈基本的考え方〉の章で、総合目標を『臼杵女性(おへまさんたち)の知恵と世話焼きが光る元気充実のまち』と設定。おへまさんに関しては、『美人ではないが、安心感を与える容姿』などと表現し、キーワードとして〈内助〉〈我慢強い〉〈器量良し〉などを列挙した。市民の理想像は男女問わず〈おへまさん〉とも記」されていたそうです。
 「同市出身の大学生、伊藤沙綾さん(21)は実家に届いた男女共同参画に関する市のアンケートをきっかけに、基本計画の内容を把握。ショックを受け、危機感から意見書をつづり、21年3月、市に郵送」されたそうです。
 伊藤さんの「意見書では、〈内助〉は女性が男性の補助的な役割を担う性別役割分業的な考え方であること、〈器量良し〉は容姿について述べているなら明らかに問題などと指摘。〈男は仕事、女は家庭〉に同意しない割合を27年までに50%にするとの目標に対しても、『低すぎる』と申し入れた」そうです。
 「市の反応は鈍かったが」、「9月の市議会の一般質問でも取り上げられ」、「市もようやく動き、〈内助〉や〈器量良し〉〈安心感を与える容姿〉などの文言の削除を決定した」とのことです。
 「伊藤さんは『少しでもいい方向に動いてよかった』とする一方で、『そもそも行政が市民の理想像を掲げること自体に違和感を覚える』と話」されています。〜なるほど、古い時代のモデルではズレますね。それだけでなく市がモデルを設定すること自体がどうなのかと問題にされています。多様性が問われている時代です。大学生、市政の姿勢を動かしました!がんばりました!
(下:2023年1月6日 西日本新聞-丹村智子「臼杵市ズレた【男女共同】 目指せ〈内助〉〈器量良し〉な吉四六さん妻!? 大学生指摘 参画計画修正ヘ」より)