「アフガニスタンで人道支援に尽くし、2019年に凶弾に倒れてなくなった中村哲医師(享年73)の母校、古賀市の古賀西小の6年生が中村さんの生涯をまとめた絵本『中村哲物語』を手作りした」そうです。
「絵本は、中村さんが幼少期に地元の山で虫捕りに夢中になったことや、アフガンでは治療よりも水の必要性を感じて井戸掘りを始めたことなどを振り返る」そうで、「『哲の思いは今も受けつがれています』と結び、児童のコメントも添えて全34ページを予定する」とのことです。
「市教委は、23年度に制作費を含む100万円をクラウドファンディング(CF)で募る予定」だそうです。「市内の小中学校や図書館、児童館などに置くほか、CFの返礼品にすることで多くの人に届ける。販売の予定はない」そうです。
「実行委員の脇田悠希さん(12)は『哲さんのように大きなことはできなくても、小さなことで人の役に立つことを伝えたい』と話」されています。〜子どもたちに宿った大きな希望と心ざし、応援したいですね!
(下:20233月9日 西日本新聞-野村大輔「中村哲さんの絵本作製 母校・古賀西小の6年生 『思い』継承、製本へCFも」より)