大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田市櫟野の《ふなやき》紹介

2023年03月20日 05時22分26秒 | 日記

西日本新聞の九州食紀行〈海ごはん 山ごはん〉欄で大牟田の櫟野(いちの)地区「てんとうむし工房」の《ふなやき》が紹介されました。
 「てんとうむし工房」の由来は「7人で立ち上げたので七星てんとうむし」とのことで、「『農業の楽しさや大切さを伝えたい』と農業体験や食育の活動を中心に20年」とのことです。「工房で作る自家製野菜たっぷりのお弁当や惣菜も人気」だそうです。が、この記事で紹介されたのは《ふなやき》でした。「《ふなやき》は《十銭だご》とも呼ばれ、福岡県筑後地域では昔から親しまれているおやつだ」そうです。〜そうそう、子ども時代のおやつでした!
 実際に作り方が教えられます。
 まず薄力粉で丸いクレープを作って、つぎに具材を挟み、4つ折して扇形にします。
 今回、紹介された具材は①ちくわの薄切り、とろろ昆布、かつお節小口ネギ+お醤油をてれてれっとかける②昔ながらの黒砂糖③小豆餡と生クリームの3種です。〜①や②は懐かしい味ですね。高菜漬けやゆで卵など、ほかにもアイディアでいろいろ増えそうです。昔のおやつは甘いスウィーツだけではなかったんですね。
 出来上った《ふなやき》は「ちょっとハイカラに盛り付けお茶会スタート」となります。「『ふなやきは食べるのも楽しいけど、作るのが楽しいね』と、アツアツをほうばりながらうなずき合」ったそうです。
 「人と人が会って、みんなでわいわい話しながら食べる機会が減っている今こそ、子どもたちと一緒に作りたい。どこにでも行って教えますよ!」と《ふなやき》のアッピールです。〜良いですね!《ふなやき》イベント、ありそうでなかったですね。
(下:2023年3月8日 西日本新聞-九州食紀行〈海ごはん 山ごはん〉欄 森千鶴子「《ふなやき》福岡県大牟田市 今こそ、一緒に作りたい」より)