大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

海藻・藻場も頑張る!

2023年03月21日 05時22分02秒 | 日記

 「海藻は光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収、枯れるとCO2を吸収したまま地中に埋没する」そうです。
 「2009年の国連環境計画の報告書で、海藻が吸収する炭素を指して」、「【ブルーカーボン】と命名され」、「新たなCO2削減対策として世界的に注目されている」そうです。〜海藻はみそ汁やうどんにちょっと足したら美味しいです。髪に良い、甲状腺に必要なヨードの素になるというぐらいは知ってましたが、地球温暖化にも貢献していたんですね。
 「政府は、全国の沿岸で見られる海藻が吸収する二酸化炭素(CO2)の量について、ドローンを用いた本格調査結果に乗り出す」そうです。「詳細な吸収量を算定した上で、2030年度の温室効果ガス排出量を13年度比で46%削減する政府目標に反映させたい考えだ」そうです。今後は「藻場をデータベース化して継続的にデータを更新することや、算定方法に対する科学的裏付けが課題となっており、環境省や国土交通省などが検討を急いでいる」そうです。「海外では米国とオーストラリアがCO2吸収量算定の仕組みを確立させている」とのことです。
 「海藻は温暖化対策に役に立つと期待されるだけでなく、水質浄化などの効果もある」そうです。「海洋国の日本国内では、防波堤近くに藻場を整備したり、波消しブロックを海藻が住みやすい構造にしたりするといった工夫のほか、港内の人工干潟に形成された海藻の保全に取り組んでいる地域がある」そうで、「国交省はこうした事例を全国に広げたい考え」だそうです。「まず先導的な地域を募り、国は、港を管理する自治体と市民団体、NPOなどを相互に仲介する」そうです。「企業も参加し、削減しきれなかったCO2排出量を、海藻によるCO2吸収枠を買い取って埋め合わせることを想定。代金は藻場の保全などに充てる」とのことです。〜海藻に大変な役割が課せられることになりました。
(下:2023年3月8日 西日本新聞「海藻のCO2吸収 本格調査 政府 専用ドローン開発 温暖化対策に反映」より)