「パソコンに『ウイルス感染』といったうその警告を表示して不安をあおり、サポート名目で電話をさせて現金をだまし取る【サポート詐欺】が相次いでいる」そうです。「ウェブサイトに広告が流れる仕組みを悪用しており、どのサイトに仕掛けられているかを事前に知るのは困難」とのことです。「国民生活センターによると、２０２２年度の被害総額は５億２８００万円に上り、２年前の２・５倍に膨らんだ」そうです。「全国消費生活センターに寄せられる相談は１９年以降、５千件台で推移し、１件当りの被害額は増加し」、「クレジットカードの番語を教えて大金をだまし取られたり、被害に繰り返し遭ったりするケースもある」そうです。「九州でも被害が目立ち、福岡県警によると、同県では１〜２月に２３件（計約８００万円）が確認されている」そうです。〜新聞には詐欺の手口を熟知しているはずだった元警察官の例が紹介されています。こうした詐欺を捕まえたり事前に被害を防止したりする手立てはないのでしょうか? このままでは、サポートも安心して受けられませんし、広告も一層煩わしいものになります。疑心暗鬼が生活の知恵になるような社会になってしまいます。
（下:２０２３年３月２４日 西日本新聞-山本諒/津留恒星「サポート詐欺 元警官も受難 ＰＣにうその警告、電話させアプリ誘導 被害５億円、２年前の２・５倍」より）
