大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「特攻」前夜の遺書、公表

2020年08月27日 05時22分10秒 | 日記
 「『今、淡暗き国分基地の電灯の下にてこの遺書を認む』ー。鹿児島県国分基地から出撃、米艦に特攻し戦死した福岡県大牟田市出身の末藤肇(はじめ)少尉(当時24)は、死を前にした特攻前夜の心境を8枚の便箋につづった。戦後75年を経て初めて公開された遺書は、検閲を免れるよう手配して遺族に届けられたとみられる。」そうです。「遺書は弟の是明さん(77、大牟田市甘木)が父與助さん(1980年84歳で死去)から譲り受けた」モノだそうです。「戦後75年の節目に『戦争の悲惨さを忘れないでほしい』と公表を決めた」とのことです。
 遺書に書かれた内容は記事に紹介されていますが、やはり気になったのは〜
「今咲き誇る桜花のごとく散りゆかん『国の為何か惜しまん若桜 散って甲斐ある命なりせば』」とある「遺書の終盤にある辞世の歌」です。「父は『桜を見ると肇を思い出す』といって、庭の桜の木を切った。これを読むと、父の気持ちが身にしみる」と是明さんは話されています。
(下2020年8月18日西日本新聞〈戦後75年〉欄「特攻前夜の告白 大牟田出身・少尉遺書に作戦内容 4月5日午前十時、大牟田上空を通過せしは小官 4月6日の午後三時より五時、体当たりを敢行す」より)

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