大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

県備蓄缶詰、フードバンクへ寄贈

2018年02月13日 05時03分02秒 | 日記
「(福岡)県は、災害時用に備蓄していたが賞味期限が迫った魚の缶詰約9千缶を県内のフードバンク2団体に寄贈すると発表し、1月25日に寄贈式があった。生活困窮者や社会福祉施設などに無償で提供される予定。県が災害備蓄物資をフードバンクに提供するのは初めて」だそうです。では、「フードバンクの活動」とは?「表示の印字ミスや賞味期限が迫ったために販売できなくなった食品を企業などから引き取り、生活困窮者や子ども食堂などに無償で提供するもの。全国で取り組みが広がっている」ものです。「フードバンク福岡の雪田千春理事長は『行政が具体的に行動を起こしてくれたことは大きな一歩。今後2年かけて県全域をカバーするフードバンクを活動を構築したい』と話」されています。
これまで災害に備えての備蓄はどうされていたのでしょうか?各企業にもあるのではないでしょうか?あれ!我が家の備蓄品は?
(2018年2月2日朝日新聞-小川直樹「フードバンクへ県備蓄缶詰 賞味期限迫る9360缶2団体へに)

パナソニック野菜工場、中国で注目

2018年02月12日 05時57分34秒 | 日記
「パナソニックは2018年3月から中国で、野菜工場を活用し高付加価値の野菜の生産-販売に本格参入する」そうです。パナソニックは「電子部品製造装置を作る蘇州の現地子会社で16年から野菜工場を試験運転してきた」とのこと。「生産量を現在の3倍の月産9トンに増やし、本格的な生産を始める。」「蘇州でレタスや水菜を栽培し、サラダに調理して蘇州や上海のスーパーなど約30店舗で販売する」そうです。写真で見ると畑-農場で作るやり方とは違っています。「同社の野菜工場の仕組みは発光ダイオード(LED)で光の量を調整」「気温や湿度、二酸化炭素の濃度を一定に保ち、年間を通じてベーターカロテンなど豊富な野菜を栽培する」「加工したサラダは高い栄養価と安全性をアピールし、レストランにも提供。現地のネット通販会社とも組む。野菜工場の装置自体の販売も検討している。」そうです。なるほど電子部品産業です。「中国では食べ物の安全性へ関心が高まって」いて、 「このため野菜工場への注目が高まり」期待されているようです。「当初は政府や企業による先端技術のショールームの位置付けだったが、補助金が出ることが多く参入が相次いでいる」「大規模化も進んでおり、日本を上回る広さ約9000平方㍍、月産45トン規模の工場も登場している」そうで、人口規模からしても、ますます盛んになるのではないでしょうか?
(下:2018年1月31日 日経新聞「野菜工場 中国で増産 パナソニック、安全性訴え」)

癌リスクの解明進む

2018年02月11日 05時00分35秒 | 日記
「食道がんのリスクを高める喫煙や飲酒をしている人は、食道の組織が正常に見えても遺伝子の細かい異常が起き始めていることを、国立がん研究センターのグループが確認した。がんになるリスクを発症前に予測することにつながると期待される。たばこをたくさん吸う人やお酒をたくさん飲む人は、そうでない人に比べて食道がんを発症するリスクがそれぞれ5倍近く高いことが報告されている。グループは<飲酒や喫煙等をしない><飲酒や喫煙などはするが、がんではない><飲酒や喫煙などをしがんにかかった>のそれぞれ約30人から食道の粘膜を採取し調べた。すると、飲酒や喫煙などをする人では、粘膜が正常でも、DNAの文字が一つだけ変わる<点突然変異>や、遺伝子のスイッチ役の異常が増えていることがわかった。グループの牛島俊和-同センター研究所エピゲノム解析分野長は『今回の検査を組み合わせれば、がんリスクの高い人をより正確に見分けられるようになる』と話す。」
がんリスクの解明がすすみ、予防薬や治療薬の開発が進むことを期待します。
(下:2018年1月24日朝日新聞-編集委員-田村建次二「喫煙-飲酒で遺伝子異常増 食道の組織 一見正常でも…国立がん研究センターが確認」より)

クルーズ船の博多-上海定期航路化めざす

2018年02月10日 07時22分24秒 | 日記
「福岡市は(1月)31日、中国- 上海の呉淞口国際クルーズの運営会港社と、クルーズ客船分野の連携を強化する覚書を結んだ。博多、上海の両港は日本と中国でそれぞれ1位のクルーズ船寄港を誇る。訪日客が多いのに対し、博多発の乗客は少ない。双方から片道だけでも乗船できる定期クルーズ航路の開設を目指す。博多港の2017年のクルーズ船寄港数は326回で、3年連続国内最多だった。上海港は中国で最多の509回を数え、そのうち呉淞口地区は大型船を中心に471回を占めた。覚書には、両港が協力してアジアのクルーズ市場を先導し、乗客の満足度や利便性の向上に取り組むことを掲げた。今後は定期クルーズ航路の開設をめざし、船会社への観光ルートの提案や、岸壁予約情報の交換などの方面でも連携する。福岡市の中村貴久-港湾空港局長は『今は上海と博多で乗客の出入りのバランスが悪い状態。行きはクルーズ、帰りは飛行機のような旅ができるようにしたい』。上海側の運営会社の顧絵権- 総経理は『両港の協力は新段階に進んだ。上海には景勝地が多く、内陸との交通もできている。魅力ある旅行商品を掘り下げたい』と話した」
博多-上海の船旅、魅力的ですね。早く定期航路ができると良いですね!
(2018年2月1日朝日新聞-伊藤宏樹「クルーズ船連携強化 博多-上海定期航路化めざす」より)

火野葦平の『インパール作戦従軍記』出版

2018年02月09日 05時28分02秒 | 日記
「『麦と兵隊』『花と竜』などの小説で知られる作家火野葦平(1906~60)が残した『インパール作戦従軍記』が出版」されました。「原本は1944年、陸軍報道班員としてつづった『従軍手帳』」で、「兵隊の側から克明に戦場を記録した作家の観察眼は、多くの犠牲者を出して大敗した旧日本軍の無謀さを浮かび上がらせる」と言われています。「火野は現在の北九州市若松区出身。本名は玉井勝則。召集されて中国にいた38年、『糞尿譚(ふんにょうたん)』で芥川賞を受けたのを機に陸軍報道部に転じ」「多くの作戦に従軍し、その様子を手帳に書き続け」ました。「20冊を超える手帳は現在、遺族が北九州市立文学館に寄託。このうち、インパール作戦は6冊に及ぶ」そうです。
「戦後、火野は作品が戦意高揚につながったとして、48年5月から2年余り公職追放を受ける。その間に書き上げたのが、インパール作戦の体験をもとに兵隊たちの苦難を描」きました。その「作品が『青春と泥濘』だった」そうです。
「軍の制約の下で」書かれた『従軍手帳』と、「戦後に制約がなくなり、兵隊ものの決算として本音で描いた」といわれる『青春と泥濘』」。しかしながら『従軍手帳』は現場で「戦争の実態や兵隊の様子に加え、現地の暮らしや自然などにも着目。日誌やメモ風の記述を細かな字で絵も交えて詳細に記」されているそうです。「戦争の風化」などといわれる現在、「文学館」に静かに収まるモノではない様です。
(下:2018年1月22日朝日新聞・佐々木亮「インパール 絶望の戦線 焼けた車 白骨がハンドルを握ってゐる 火野葦平の『従軍手帖』を出版 」より)