横浜田舎物語

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古希祝い

2007-10-14 | 家族
沖縄から帰って中一日、今度は静岡の実家です。

実家の長兄の嫁、つまり義姉が今月、めでたく古希を迎えます。
そのお祝いの席に是非、ということでまたまた、家を空けました。

義姉は私が10歳の秋、当時、姑、大姑、小姑を含め7人家族の
長男の嫁として嫁いで来ました。

1年後には子供も生まれ義姉も含めて9人の大家族に
働き者の祖母と気の強いあけすけにものを言う母のもと、
小学生だった私からみても大変な日々でした。

二人の子供を育てながら、商売をやっていますからその仕事、家事、
そして弟、妹の世話まで・・

若かったとはいえ、相当つらい毎日だったことでしょう。

そんな毎日でも私たち兄弟のお弁当も一生懸命作ってくれ
私は弁当箱を開けるのがそれは楽しみでした

そんなことに始まって、義姉のことを書き始めたら短編小説に
なりそうなので、おいおい書き込んでいくとして
なにしろ、今の私には、もし、いなくなってしまったらと思うと
母には申し訳ないけど、母以上に辛い気持ちになります

こんな関係は世間ではありえないらしく、誰に言ってもなかなか
信じてもらえませんが、こういうこともあるんですよ

一昨年、長寿を全うした母を見送り、今は兄とふたり暮らしです。
話の中で商売のほうもあと2年ほどでやめようかとのこと
明治から代々続いた店を閉めるのは、無責任に断腸の思いですが
これからはゆっくり、のんびり、二人で仲良く過ごしてほしいと
思っています。



コメント (6)
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