横浜田舎物語

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いよいよ本番

2010-07-27 | M中吹奏楽部
今、朝刊を見て、改めてホッとしてます

『県大会出場校 M中』

昨日は【第59回県吹奏楽コンクール支部大会】でした。

横浜市から”中学校A”部門には35校が参加します。

”中学校B”もありますが、最近はほとんどの学校がこちらのB部門に参加が多く
少数精鋭という言葉がぴったりのAはそれだけに実力が問われます。

B部門は最終目標が東関東大会ですが、Aの方は全国大会(有名な普門館コンクール)
を最終目標にしているので、より高度な技術と表現力が求められるわけです。

孫のM中は毎年、この両部門に参加しています。

このために先日書いた部内オーディションが行われるのです。

去年は入部してたった3カ月、楽器を持ってたった2ヵ月半くらいで初コンクールを経験しました。
素人耳にもちょっと~というような演奏でしたが銀賞をいただきました。
短い間でよく頑張った、とほめましたが、孫に言わせると
この中学校Bでも先輩たちは毎年のように”金”を取っていたとか
そのため、とても悔しがっていたことを思い出します。

そんなことで今年は、いわゆる谷間の年だとか、現3年生にとったらとんでもない噂が
まことしやかに流れていたため、部員たちのモチベーションがなかなか上がらず
たしかに先月の地域演奏会は、正直そう言われても仕方ないのではと、思うくらいひどい出来でした。

孫の母親である長女も
「お母さんたちと話してたんだけど、今日が最後かもしれないからって

親がこんな弱気でどうするのと叱りましたが、私自身<もしかして>という気持ちが
心の片隅にあったのは事実です。

35校が2日間で演奏します。

M中は1日目の6番目

先生のお話では、演奏の順番というのもとても大事なんだそうで、確かにこれは
中学生でなくてもトップバッターだったり散々待たされる最後だったりでは
精神的にマイナスになることはあるかもしれません。

課題曲と自由曲を演奏します。

どうしてもひいき目になってしまいますが先月の演奏会のときと比べたら、ずっとよくなっていたと思います。

でも、その後出てくる学校がどこも素晴らしく、もうわからなくなってきました。

「晩御飯の支度に間に合うよう帰るからね」と私

「ここまで見て、結果を聞かずに帰るの?いいから一緒に聞いていってよ」

<ふふん、いつもは強気でいばっているくせにこんなことでビビってるのね

しかたなく、いやほんとは私が一番ビビっていたのです。

「やだ 血圧上がりそうだし第一 こわい

結局、子供たちの後ろの席に移動して、判決を待つ被告のような(多分)気分で
審査結果発表を待ちました。

先ほどまで熱い演奏が行われていた舞台には2段のヒナ段が造られ、そこには
各学校の部長が間隔をあけて立っています。

大会実行委員長である顧問のT先生が挨拶、審査員の先生からの講評などに続いて

発表担当の先生が・・いよいよ表彰タイム

「出演順に発表します。金、銀、銅賞がありますが、金と銀は聞き間違いがあると困りますので
金賞の前に”ゴールド”をつけます。 では・・」

「1番○○中 銀賞・・・3番××中  ゴールド金賞」

会場から間髪いれず「きゃああ~!」黄色い歓声が

いよいよです。

隣の娘は両手を顔の前で握って祈っています。

次に瞬間

「6番 M中  ゴールド 金賞!!

子供たちの歓声、思わず前の席にいたメンバーの肩を叩いてしまいました

<よかったあ> がっくりと力が抜けてしまいました。

娘の話ではM中は市大会など目ではないから、こんなところで何を騒いでいるのと
卒業生の先輩ママから言われたとか

そんなこと言ったって、まずここを通過しなければ次はないんです。

「お父さんに金賞のちょこっと祝いに何か御馳走してってメールしたから

まったく~  でもこれで遅くなった言い訳ができるってもんだわ

終了後会場の外では、各学校ごとにミーティングが開かれます。

そこで、部長から、審査員の先生方の得点の明細、そして講評が伝えられました。

先生方の評価もそれぞれですが、私は後で孫に言いました。

「いい評価をしてくださった先生には素直に喜んでもいいけど、一番低い評価の先生の
点こそ、本当の評価だと思ってそこを基準に頑張らなくてはだめよ」

毎年毎年、メンバーが入れ替わる学生の吹奏楽は、どんなに優秀な先生が教えてくださったとしても
その年によって、出来、不出来があるものです。

優秀な去年までの先輩たちの実績に押しつぶされそうになりながらほんとうによく頑張ったと思います。

その上、昨日出場の16校中、トップだったそうです。

ただし、去年までは同じトップでも2位との差が大きい断トツトップだったとか
今年は2位校とは僅差だったって

これでは県突破はかなり難しいです。

今週末からは、恒例の河口湖合宿です。

去年もそうでしたが、ここが天下の分け目?天王山?

行く前と、帰って来てからは別人のよう・・これがねらいです。

サムライブルーも最後は、監督のぶれない作戦と選手のチームメイトに対する絶対の
信頼でした。

これはサッカーに限った事ではありません。

たった3泊4日の合宿で、どれだけ成長してくるか本当に楽しみです。

とにかく全力を出し切ってほしい、それで東関東に行けなかったらそれはしかたないこと

でもT先生はそんなこと思ってないはずよ。
それが証拠に、夏休み前に配ったスケジュール表には、しっかり栃木県に行く予定まで
書いてあります。

その通りに進むよう、3年生と力を合わせて頑張ってね

県大会はちょうどお盆休み、応援団が一層増えそうです


4月に定期演奏会が行われた神奈川県民ホール とても同じ会場とは思えない緊張感だったね。




コメント (4)
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