横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

がんばったね

2011-09-12 | M中吹奏楽部
この2日間、どちらが先か?と考えましたが

やはり、私にとって何よりもかけがえのない孫が最優先

ということで昨日、宇都宮で行われた【東関東吹奏楽コンクール  中学校A部門】の報告から


福島を後にして

こんな景色を眺めながら・・・



こんなに見事な金色の稲穂・・もしも放射能の影響があったら・・・

農家の方のご苦労を思いつつ、無事おいしいお米を口にすることができるよう祈りながら・・


約45分後宇都宮に到着、

お決まりのこれ





横浜から来た娘たちと合流して、これもお決まりの宇都宮と言えば餃子

今回は”みんみん”には行きませんでしたが

駅ビルの中の1軒で





餃子定食  550円也  安い~~ っか

コンクールはキャパの関係で午前、午後と入れ替え制、M中は午後も後半、2時からの入場です。



ここも1年前、緊張と期待で初めて訪れた”宇都宮市文化会館”

いよいよ決戦です。





今だから書きますが、神奈川県大会では屈辱の最下位通過

あの日顧問のT先生から

「すべての責任は自分にあります。 東関東まで時間はありませんが、徹底的にやります」と
反省と強い決意が述べられました。

しかしそこは中学生

横浜市は2期制ですから夏休み明けすぐに期末試験が

なんと宇都宮に出発の前日までの3日間がその期間でした。

3年生にとって進路を決定する重要な試験、しかし他の子たちはわかりませんが
家の孫は「コンクールのことで頭がいっぱい」なんて親を不安にさせる言葉を吐いていたようで
2兎を追えない不器用な子に育ってしまって、今さらどうにもならず・・・

そんな前哨があって、父兄のみなさんも不安だらけでコンクール当日を迎えたわけです。

各県から選抜された学校の演奏はさすがで、素人耳にはどこも金賞なのではと思えるような出来

M中始まりました。

<どうか実力が発揮できますように そして楽しんでくれますように> 祈りました

そして始まりました。

<あら? これ?違う曲?>

何度も聴いた自由曲、後で娘と話したのですがT先生、かなりアレンジを変えてきました。

以前よりかなりインパクトのある出だし

いい感じなんじゃない

途中から緊張より、聴いていて楽しくなってきました。

そして無事終了

結果はどうであれ、よくやりました。

ほんとうにがんばりました

結果発表は終了後、そこまでいたかったけど、帰りが何時になるかわからないので帰路に

宇都宮から新幹線で東京まで、東海道線に乗り替える
去年はここで携帯から結果を知ったのですがまだ出てこない・・・

結局家に着いてパソコンで知りました。

見事金賞に輝きました。

しかしあの・・・ダメ金

結局、全国に行くことはできませんでした。

代表は去年と全く同じ千葉県2校、茨城県1校で決まり

県大会で抜群の成績だったH口先生率いるH中も同じくダメ金でした。
あの演奏を聴いてトップ賞である”朝日新聞社賞”をもらった時、他校でありながら
今年はきっと行けるだろうと思ってましたから、ほんとに残念でした。

神奈川県から出場した8校中、H中とM中の2校が金賞をいただきました。
どちらもライバル意識は強いです。

県大会では大幅に差をつけられてしまいましたが、やっぱりT先生、タダでは転びませんでした。

帰りのバスは去年と同じだったのでしょうか?

いや、去年は<来年こそは> という決意の涙だったけど、今年の涙は・・・

決して後悔の涙ではない、悔しいけどやりきったっていう涙だったはず

全国大会という夢は破れたけど、この2年間、いっぱいいっぱい楽しませてくれてありがとう

来週の日曜日にはオータムコンサートが開かれます。

金賞を胸に堂々と演奏してもらいたいと思います。

そしてようやく、遅ればせながら引退の日を迎えます。
 
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする