大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/21 冬鳥が詰まった箱を開けた。

2012年10月21日 | Weblog
 今日も快晴。実に心地よい。

 ノゴマ♂が天守閣東配水池、コマドリも天守閣東配水池で観察撮影された。

 
 一気に冬鳥たちがやってきた。
 一番やぐらで出会ったK夫妻。立ち話の中で 「冬鳥がセットされたパックを開けたみたい」 と、ここ最近の大阪城公園を表現する。
 気に入った。この言葉。まさしくその通り。開けてしまったんだろう。鳥たちが一気に出る。

 パンドラの箱の場合は底に 「希望」 が残った。 この秋は何が・・・・ いやいや、あわてて閉めることもなかったから、箱からすべてが飛びだした。

 昨日の情報で驚いたのは、突然キクイタダキが各地に大量に現れたこと。 
 そんな話し、聞いた事がある。「そのとおり!」 クロハラアジサシがそうだった。 昨日のキクイタダキも突然各地の公園などに 「どっと」 出た。

 情報では、太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、元博物館、西の丸庭園、天守閣東配水池、などなど合わせて20羽+。その倍の40羽以上いたとの話も耳にする。

 今日も大阪城公園の各所で観察されたが、昨日と違って分散。市民の森、豊国神社裏、梅林南側上桜広場、西の丸庭園、天守閣東配水池、第二寝屋川沿いなど各所でばらばらに見られ計12羽。

 西の丸庭園で40歳くらいの外国人女性から 「こんにちは」 と声をかけられた。そして、英語でしゃべりかけられるが、私はまったくだめ。 しかし言葉の中に 「ナルシッソス・フライキャッチャー」 の単語。

 彼女の片言の日本語や、分かった単語を集めると、タイの女医さんで、千里の循環器病センター病院に一か月来ている。研修や研究が目的?。南千里で鳥を見て大阪城公園に来た?。そんな感じ。簡単な英語くらい話せるように勉強しておけばよかった・・・。遊んでばかりいたからなぁー!

 運よく近くでキビタキの鳴き声がする。枝にとまったのを見つけて指し示すと、バックから双眼鏡を取り出しニッコリ嬉しそう。次に私が取り出した図鑑の♂を指さす。困った。

 キビタキ♀型は相変わらず多く、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上、ピースおおさか、西の丸庭園、元射撃場、元博物館などなど。
 オオルリは、市民の森と豊国神社裏。コサメビタキは元博物館。

 一番やぐら北側でイカル、シメ、ジョウビタキ、キビタキ。
 西の丸庭園では、キビタキ、ハクセキレイ、キクイタダキ、モズ。

 大手前から対岸の西の丸庭園を見ると、久しぶりに坤やぐら跡にオオタカがとまっている。急いで一番近い堀の角まで進み、とりあえず1~2枚シャッター。
 遠くてゴマ粒みたい。トリミングを考えて、カメラの設定を変えて見上げるともういない。70~80メートルは離れているが大変警戒心が強い。残念。この手持ちカメラでは撮影は厳しい。

 メボソムシクイ?が、市民の森と西の丸庭園と元博物館で4羽。
 コサメビタキが元博物館で1羽。
 サメビタキが太陽の広場東の森。

 ツグミが飛騨の森で5、シロハラが市民の森で4、マミチャジナイが音楽堂西上さくら広場、市民の森で5羽。ビンズイが豊国神社裏。
 南外堀で、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ。
 北外堀に昨日からオオバン到着。先日のバンは1日でいなくなったが、オオバンは今日も滞在中。

 ともかく園内どこに行っても鳥たちがいっぱい。観察情報もいっぱい。頭が混乱してしまうほど。今秋は野鳥の大当たりの秋だ。
 ちなみに昨年の10月22日の観察種数は25種。今日はなんと41種。
 ひでキングの情報を追加して43種。とんでもない数。
 その後の追加情報で、ミヤマホオジロ、ムギマキ。これで45種。大都市の真ん中の公園でこれだけの鳥が見られるのは!!

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、キビタキ、キクイタダキ、シメ、シロハラ、メジロ、オオタカ、メボソムシクイ、オオルリ、ヤマガラ、ヒガラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ツグミ、マミチャジナイ、コサメビタキ、ノゴマ、コマドリ、サメビタキ、ビンズイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エゾビタキ、ミヤマホオジロ、ムギマキ。
 ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、カルガモ、コガモ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、ササゴイ、カワウ、オオバン、カワセミ。
コメント (8)
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