大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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10/18 「日本鳥類目録」 改定第7版

2012年10月18日 | Weblog
 日本鳥学会から、「日本鳥類目録 改訂第7版」 が9月に発行されている。
 実は届いてから、あまりの大きな変更にショックを受け、机の横に置いたままになっていた。じっくり目を通すのが怖い。

 分類と配列が大きく変更されている。大阪城公園で記録のある鳥でいえば、これまではカイツブリから始まってカラスで終わる。 それがカモで始まってホオジロで終わる。(なじめない!)

 今後、出版、行政、マスコミなど、各部分野でこの分類や配列が使用される。書籍も順次新しくなった図鑑が出てくるだろう。

 長年、これまでの分類や配列が体に浸み込んでいる。図鑑で鳥を調べる時、目次を見ることはなかった。種名を見れば、本のどの辺りにあるか分かるので、その付近を繰るとすぐに出てきた。

 新しい配列が記憶できるだろうか? 今や脳は酒に侵されボロボロ。今後は、目次を見ないと探せない。
 これまでの大阪城公園の記録も変更しないといけない。大変な作業になる。

 例えば、タカ科の次にハヤブサ科があったのが、タカ科の次はフクロウ科に。ハヤブサ科はキツツキ科の後と、タカとハヤブサが離れてしまった。

 コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラは、すべてシジュウカラ属で一緒だったのが、コガラとヤマガラがまとまってコガラ属に。ヒガラとシジュウカラもそれぞれ分かれて、ヒガラ属とシジュウカラ属。三つに分かれた。

 頭が付いていかない。コガラとヒガラは近い仲間と思っていたら、ヤマガラとの方が近い。うーん!
 会社でA君はB子さんと仲良くて噂に。そのうち結婚すると思っていたら、突然C子さんとの結婚が発表されたような気分。えー!。AとBは仲良かったん違うんか!

 
 こんな感じの変更がいっぱいある。混乱して理解できない。
 ただし、今回の変更を批判しているのではないので誤解のないように。本の 「はじめに」 の中に 「最近の分子系統学の発展を受け大幅な見直しを行った」 とあるように、頭が付いていけないだけ。

 二日間も窓の外は雨。「改訂第7版」 を開いてぼちぼちと資料の整理を始める。でも何かなじめないなぁー。歳を取った証拠や。アルコールのせいもある。でも、まぁーぼちぼちと・・・・・やるか!
コメント
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